- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575672091
作品紹介・あらすじ
洪水で崩れた深川洲崎の石垣普請の入札にまつわる普請奉行と岩槻屋の不正を暴いたものの、御手伝普請のための費用がいまだ足りぬ正紀たちは、窮地に追い込まれる。一方、市中では米問屋の売り惜しみによる米価の高騰で、民衆の不満が高まっていた。打ち毀しさえ起きかねぬ不穏な気配の中、正紀たちは改易の危機を無事乗り切れるのか!? 注目の第30弾!
感想・レビュー・書評
-
シリーズの前作のほうが、ハラハラしました。ただ、これぐらい大名や家臣は強くないと、ストーリーは維持できません。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ30作目。二か月連続刊行なので早く読めて満足。人足たちの手当や、悪巧みの排除など、なんとか御手伝普請を終えていく正紀たちの奮闘が楽しい。ひとまず大団円です。
-
老中からの嫌がらせが本格化。過重な役目をふられて、またも金策に走り回る羽目に。その合間にも、足元をすくおうとする敵対勢力。気がつかないところで濡れ衣まで着せられそうになる。最後のひと段落つけるところまでハラハラドキドキ感が止まらない。本作読んであらためて時代劇にしたらウケる気がした。主人公の長男にフラグが立ってるみたいでちょっと心配。次巻も楽しみ。
-
自転車操業の上に企みをへだてられて踏んだり蹴ったり
-
洪水で崩れた深川州崎の石垣不振の入札にまつわる普請奉行と岩槻家の不正を暴いたものの、お手伝い普請のtくぁめの費用が未だに足らぬ。窮地に陥る。
著者プロフィール
千野隆司の作品





