民草の激 おれは一万石 (双葉文庫)

  • 双葉社 (2024年8月7日発売)
3.15
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 50
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575672091

作品紹介・あらすじ

洪水で崩れた深川洲崎の石垣普請の入札にまつわる普請奉行と岩槻屋の不正を暴いたものの、御手伝普請のための費用がいまだ足りぬ正紀たちは、窮地に追い込まれる。一方、市中では米問屋の売り惜しみによる米価の高騰で、民衆の不満が高まっていた。打ち毀しさえ起きかねぬ不穏な気配の中、正紀たちは改易の危機を無事乗り切れるのか!? 注目の第30弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズの前作のほうが、ハラハラしました。ただ、これぐらい大名や家臣は強くないと、ストーリーは維持できません。

  • 2024年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ30作目。二か月連続刊行なので早く読めて満足。人足たちの手当や、悪巧みの排除など、なんとか御手伝普請を終えていく正紀たちの奮闘が楽しい。ひとまず大団円です。

  • 老中からの嫌がらせが本格化。過重な役目をふられて、またも金策に走り回る羽目に。その合間にも、足元をすくおうとする敵対勢力。気がつかないところで濡れ衣まで着せられそうになる。最後のひと段落つけるところまでハラハラドキドキ感が止まらない。本作読んであらためて時代劇にしたらウケる気がした。主人公の長男にフラグが立ってるみたいでちょっと心配。次巻も楽しみ。

  • 自転車操業の上に企みをへだてられて踏んだり蹴ったり

  • 洪水で崩れた深川州崎の石垣不振の入札にまつわる普請奉行と岩槻家の不正を暴いたものの、お手伝い普請のtくぁめの費用が未だに足らぬ。窮地に陥る。

  • 御手伝普請の金策に奔走

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

千野隆司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×