やっぱり北海道だべさ!! スペシャル版 (双葉文庫 せ 6-1)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575712766

感想・レビュー・書評

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  • 北海道愛を綴った一冊。

    本については、北海道の雑学一つに統計資料を一つ組み合わせて本になるんだからラクでいいなぁ…くらいしかないんですが、一カ所だけ、へぇと思ったくだりがある。

    引用してみます。

    「平成4年度の公務員白書によれば、在職者数八四一三人、休職者二三人、派遣職員四人。全国的いや世界的な仕事をこなす通産省の在職者が五四三六人であり、世界をまたにかける外務省の在職者が四二三九人という数字に対して、あまりに多い職員を抱えている組織といわざるを得ない数字。
    正直なところ、なぜこれだけの人員が必要なのかは、まったくもって見当がつかない。それはそれは有意義なお仕事をなさっていたのではありましょう。けれど、沖縄開発庁に一一三〇人の職員がいた以外、他府県にはまったく存在しなくても行政的にも困らないという開発組織に、なぜ何千人もの人員が必要なのか。いろいろと考えて合点がいかない。」

    北海道開発庁の話である。同庁は2001年の省庁再編の際に無くなった(国交省の北海道局になった。なお平成18年度末の同局の定員は6,159人だそうだ)。

    北海道は地域も広いし、道行政も14の支庁に分割管掌しているほど。歴史的にも人為的な「開発」の対象だったのだから、いきおい役所もでかかったのだろう。

    ま…。

    「やっぱり北海道(地方)は食われているんだべさ!!」というのが率直な感想でありますね。

  • 北海道に住んでいると北海道らしさが分からない。でもこの本を読んでみたら改めてその良さが分かりました。ぜひ道産子にも読んでみてもらいたい。

  • ヾ(*≧▽)ノ彡アハハ!!

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著者プロフィール

ノンフィクション作家・エッセイスト。執筆活動の傍ら、精神科医や心療内科医、心理学者等の著作を多数プロデュース。自らも自己啓発に関する著作を上梓、北海道新聞紙上で「人生相談」のアドバイザーをつとめるなど、「人間分析」と「心豊かな生き方」の啓蒙活動を行う。近年はホスピタリティの伝道師として、街づくりや観光振興、教育の分野での講演活動も積極的に行っている。
『口癖の心理学』『県民性交際術』『県民性の謎』『元気が湧いてくる言葉、心が軽くなる言葉』『なまら楽しい!! 北海道事典』『不思議の大地 なまら北海道』など、著作多数。

「2012年 『治る患者学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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