世迷いごと (双葉文庫)

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レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575713855

感想・レビュー・書評

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  • マツコ・デラックスさんがこんなにテレビに出る前から実は気になっていたのだ。女性週刊誌にコラムを持ち、様々な芸能人について、あーだこーだと語る。それが中々面白くてそのページだけ立ち読みしたりしていた。

    図書館にマツコさんの本があったのは驚きだけど迷わず借りたのは、そういう訳だ。

    広末涼子さん、福原愛さん、藤原紀香さん、蛯原友里さん、押切もえさん、川島なお美さん、高岡早紀さん、中山美穂さん、今井メロさん、女子アナ陣(丸岡いずみさん、中野美奈子さん、安藤優子さん、小宮悦子さん、滝川クリステルさん、高島彩さん)小谷真生子さん、谷亮子さん、黒木瞳さん、沢尻エリカさん、寺島しのぶさん、モーニング娘。さん、勝間和代さん、AKBに西野カナさん、叶姉妹さん…

    成る程と頷けることもあれば、それはどうかなということもあるけれど、マツコさんは本来生真面目な人なのではないかという印象。自分の中のもやもやをいかに読者に伝えるかに心を砕いて書かれている。

  • こうなったら、アタシ自身が引っ掛かる存在としてタレント活動するしかない の覚悟

    「こうなったら、隠居するか、アタシ自身が引っ掛かる存在としてタレント活動するしかないわ。」
    というおわりごとに近年の日本の芸能界が集約されているのではないか、

    マツコさんの出てきた頃のポジションと、今のポジションの違いというのは、
    やはり、自分の中で変えるべき理由があってのことなのね、と納得。

    そして、そういう意味だとマツコ・デラックスさんはある意味不幸なのかな。
    あと10年早ければ、もっと語るべき人がたくさんいただろうに。
    10年早いと受け入れられないかも、というところもあるので断言はできないんですけどね。

    うんうんと頷くことが多い中、一番これだ!と膝を叩いたのは、
    藤原紀香と米倉涼子の比較論。

    「藤原紀香が女優として突き抜けられないのは
    その人のよさが足を引っ張っているんだと思う。」
    「ちょっと前まで、米倉涼子と藤原紀香はほぼ同格だったと思う。
    ~今みたいに差がついたのは、もう本人の気構えね。
    捨てるものを自分で見抜けたのか、見抜けなかったのかの
    違いだと思う。」

    これですよ。

    マツコさんの切れ味良い芸能界への世迷いごとを
    もっと聞きたいので、芸能人、奮起せよとか思ってしまいますね。

  • 友人に借りました。「オカマの友達がいると面白い」って良く聞くけど、こういうことか〜って思うほど面白かったです。
    新しい目線というか認識を与えてくれるので世界が広がりました。
    事実はひとつ、でも受け止め方は千差万別。
    それをシェアするのが「おしゃべり」という行為。おしゃべり相手にこんな面白い相手がいるといいな。

  • マツコさんが女性芸能人について飲みながら語るようなていの本。

    ヘルタースケルターを観に行く直前に読んだために、影響されやすい私は映画監督としての蜷川実花にやや批判的になり、沢尻エリカのキャラクターに大変好意的になりました。笑
    寺島しのぶの評価については、一致をみた。

    最近投げてたジェンダーの問題を吹っかけられてたじろぐ形。
    諦観して適応することは助長するのと一緒なんだって肝に銘じます。まる。

  • テレビをあまり見ないから芸能関係にはとんと疎い私。
    でも、芸能情報って一定ラインは一般常識ですよね。
    これはマツコさんが広末涼子をはじめ、福原愛、谷亮子等の有名人についてお酒片手にモノ申すという1冊。

    そうだ、本は読み手によっても受け止められるかどうかが違ってくるものだったな、と久々に思わされたくらい、自分の芸能の引き出しが浅すぎて何を読んでも「へぇ・・・」以上の感想を持てなかったです。
    残念すぎる自分・・・。

    ただ、結構辛口で書かれている内容ながら、マツコさんのミーハー魂というか、対象者への期待や関心が垣間見れてただの悪口本じゃないのがいいですね。

    女優は生き様を見せてこそ、と繰り返し出てきますが、確かに無難に微笑んでいるような人よりも、胸に何かひっかかる刺激のある人の方が気になるかもしれない。

    ところで、マツコさんがエッセイスト・コラムニストだっていうのを初めて知りました。
    こういう本をもっと楽しめる人になりたい。なんだか悔しく消化不良でした。

  • 帯は
    「“嫌い”は好きの裏返し
     “ホントの嫌い”は
     さようなら」

    マツコデラックスが20組(名)の女性について
    語っている一冊。

    他の方にあるように、
    マツコさんテレビに向かって
    食べ物投げすぎです。笑

    なんか違うんだよなあ、
    なんか変な感じがするんだよなあ、
    という気持ちを
    どう伝えれば良いか。

    わかりやすく語ってくださってます。

    福原愛ちゃん、沢尻エリカ、寺島しのぶ、
    勝間和代、西野カナ、

    あたりは本当に共感。

    そして、
    愛ちゃんの箇所を読みながら
    今季メダルを取った羽生君を思い出す。
    なんか早熟というか達観というか
    これからが心配になる気持ち。苦笑


    「みんな、面倒くさいことは考えないんだね。
     今の人たちって、与えられたものを
     そのまま情報として入れてしまって、
     それを楽しんでしまうだけなのね。」

    覚悟を持って喋ること、
    人を真剣に覗こうとすること。見る事。

    マツコさん、私は本当に足りてません、と反省。泣

    生き様こそ女優。
    綺麗だけど貧相、
    ではなく
    不細工でも迫力。
    細工を施していない本気の全力。

    テレビの見方が少し変わりました。

  • 女優は演技力とか必要ない。生き様を見せろ。に納得。確かにかわいいだけの薄っぺらい人には魅力を感じない。マツコ自身、普通ではない生き方をしているだけに説得力がある。面白いだけじゃない、端々にマツコの悲哀も感じられる。

  • 読書好きの知人が『天地明察』を持っていたので借りようと思って頼んだら、「今、下巻しか見当たらないので、上巻探しておくからそれまで暇つぶしに読んでてね」と言って貸してくれたのがこの本。

    マツコデラックス・・・。

    受け取った瞬間笑ってしまったけど、それはおおよそこの知人がこういうタレント本とか買って読むようには見えなかったから。
    だけど普段読んでる小説類はベストセラーとか映画化ドラマ化してるようなものが多くて、うん意外とミーハーなのかもと思いました。

    かたや私は流行にはとらわれずに読みたいものだけ買う主義なので、タレント本はまず絶対買わない。こんなタイミングで貸してもらわなきゃ、絶対目にすることもなかったと思うので、まあ、巡りあわせですね。



    でもマツコって嫌いじゃない。むしろ好きな部類です。
    この本も、もう最初っから喋り言葉でマツコ節全開で、言いたいこと言いまくり! 取り上げてる女優やタレントのこと辛口でけちょんけちょんに叩きまくってるくせに、「だけどアタシ〇〇のこと嫌いじゃないのよ」なんて持ち上げてみたりして、マツコって毒舌なんだけど根はすごくいい人なんだなって思えますよ、可愛い♪

    そしてね、世の中のものの見方とか、すごく私に近い所があって驚いた。
    (多分)同世代っていう近さでもあると思うんだけど、好きなジャンル、興味のないタレント、メディアに対してのクールな見方がすごく共感できる。
    なにしろ私が普段言ってることと、まったく同じことをマツコが本の中で言ってるんだもの。

    なんかマツコのこと、ますます好きになっちゃうなぁ。

  • 切れ味の良い語り口が痛快だった。

  • マツコ・デラックスという人のイメージからしてもっと毒を吐くかと思ってたら
    意外と愛情たっぷり(笑)で驚いた。
    全てに賛同することはなかったけど、
    なるほどこういう切り口もあるのかと目から鱗が落ちた。

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