- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575713985
作品紹介・あらすじ
異形にして異能のエッセイストのマツコ・デラックスが、女子アナや元・宝塚女優、80年代トップアイドル、女性政治家といった"偏愛"する女性たちをはじめ、ダルビッシュ有や橋下徹といった男性たちを語り尽くす。通り一遍の毒舌では決してない、一本筋の通った理屈と多くの人が共鳴する感性が詰まった、マツコの真骨頂というべき人物評。
感想・レビュー・書評
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エッセイストでコラムニストのマツコ・デラックスによる『世迷いごと』第二弾は、芸能界の女性だけでなく、男性有名人や政治家までその観察対象を広げている。
女子アナは嫌い、脱げる女優が少なくなった、といった意見は前作と同じでまた言ってると思ったが、野球選手と二世タレントに対する見解にはものすごく共感した。
僭越ながら、マツコさんと似たような思考回路が私にも少しあったのだろうか、と思ってしまうほどのシンクロ感の高い話もあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついつい同意しちゃう。でも気を付けないといけないのは、マツコの意見であって、ぼくのではないということ。視聴者も、その通り!って思うからマツコを支持するんだろうけど、自分で考えるのを放棄したら終わりだなって。そんな事を思った。
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まぁ的確な論調。読むほどの本ではかな。バラエティで聞いてて笑えるみたいな感じ
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マツコ・デラックスが有名人を切る続編。
前回は女性のみだったが、今回は男性まで範囲を広げており、とても面白かった。 -
ただ対象が前作より新しいというだけでない、納得感がこの続編の方にあった。元アナ―政治家、2世辺りは”わかる~”感がかなりのものでありました。
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前著『世迷いごと』は、登場している人が古いと思って買わなかった。でも、載っている人が古かろうが新しかろうが、マツコの物事の見方、捕らえ方がおもしろいのだから、買っておけばよかったと思った。そのくらい面白い本でした。
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デラックスじゃない、より、こっちの方がずっときれがある。机上の空論でどんどん飛躍していくけど、それでもここちよい水が体のまわりを流れていく感じ。
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『世迷いごと』 とコンセプトは同じ。
前の本は内々での芸能人の噂話という感があったが、こちらは若干読者を意識しており、切れ味はそこまで鋭くないように思う。
この人はネットからの情報発信はしないことにしているとのこと。Twitterとかブログとかやっている有名人ってあまり品性を感じないし、賢明だと思います。
続々・も読みたいところですが、芸能界で仕事を続けて知り合いが増えると、こういうのってやりづらくなるんじゃないですかね。 -
続編。
アイドル、アナウンサー等のマツコ持論。さらっと読めて面白かった。 -
「世迷いごと」に続いて読了。テレビと変わらぬ辛口で多くの著名人を批評していく。テレビと言っている事は同じでも活字にするとやりすぎ感があるというか、読んでいて気持ちの良いものでは無い。マツコさんの見解はいつも面白く、好きだが、どうしてもゴシップの要素が入ると駄目だなと改めて実感。人さまの生きざまに文句をつける前に、と自分を見てしまう。マツコさんはどうたったのだろう。本を読むごとに彼女への興味が強まります。