まだまだ酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575714005

作品紹介・あらすじ

大好評だった前作『ぜんぜん酔ってません』から1年。"ぜんぜん酔ってなかった"前作から、多少は酔いが回りつつも"まだまだ酔っていない"と言い張る著者が見聞きした、笑いあり、共感あり、そして涙ありのホロ酔いエッセイ集の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • "大酒飲みの日常生活を赤裸々につづるエッセイ第二弾。
    今回は、泣かせる逸話もいくつかあります。
    祥月(故人の死んだ当月)という言葉をご存知ですか?私は本書で学びました。ただの酔っ払いではありません。人の良さがにじみ出る文書なので、嫌味がない。
    これほどの酒豪に付き合えるほどの体ではありませんが、一度美味い肴のあるお店でご一緒してみたいと思いました。"

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/
    七勤無休、五午前様、そのうち一朝帰り

  • 前作「ぜんぜん酔ってません」から少しも進歩して無くてよかった。
    前回からの新しさは少ないがこれからも新刊が出たら買い続けたい。

  • 大竹本、酔ってませんシリーズの第二弾が早くも登場。

    大竹さん、飲みまくります。
    前作よりも、激しく飲んでいます。

    大体にして、さんざん飲む~解散後一人で飲む~またどこかで飲む~
    朝まで飲む~始発で行ったり来たりする~また次の日も飲む(もしくは
    競馬、当然その後も飲む)というパターン。
    吉祥寺から下りに乗ったのに、起きたら東京駅、次に目覚めたら豊田、
    なんて、自分の世界が分からなくなるような酒呑みには
    分かる体験が満載。

    飲み疲れてへとへと、でも何だか帰れなくて、また一軒行ってしまう、
    こうした分かっちゃいるのに帰れない酒呑みの心理を、前述同様に
    描いていることが、大竹さんのポイント。
    文壇の作家とはちがって、全然カッコ良くないこともポイント。
    大竹さんは間逆で、カッコ悪ければカッコ悪いほど素晴らしくなります。

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著者プロフィール

1963年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーに。2002年仲間と共にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊。

「2022年 『ずぶ六の四季』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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