二度寝で番茶 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575714036

作品紹介・あらすじ

向田邦子賞を受賞した『すいか』をはじめ、『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』『Q10』などの傑作ドラマを生みだした夫婦脚本家・木皿泉。二人が、家族、愛、自由、幸せ、孤独、個性、笑い、お金、創作、生きること死ぬこと…などについて縦横無尽に語りあう。思わず胸を衝かれる言葉が、軽妙な会話の随所に光る。日々、何度も読み返したくなるエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 嫌なこと、悩み、不安、いろんなネガティブな感情を私は自分の中で実際よりも大きく育てているのかもしれない。
    誰かに話す時に同調してほしくて大げさに話しているかもしれない。

    この本の中のかっぱさんと大福さん(ちゃん付けは親しい人じゃないとしてはいけない気がする)の話の中にもたくさんの嫌なこと、悩み、不安があるのに、それを2人はのほほんと話している(ような気がする)。
    もしかして、こたつで、お茶を飲んで、みかんを食べながら?
    はたまたお酒を飲みながら?
    そんな絵が浮かんでしまうくらい心身ともにリラックスした雰囲気が伝わってくる。

    素敵だなぁ…。
    その雰囲気も、2人の言葉も、私のことまで救ってくれるかのようだ。
    なんなんだろう?この安心感は。
    どうしてこんなにもほっとしてしまうんだろう。

    木皿さんのことを好きになってしまった。

  • ご夫婦二人で「木皿泉」という脚本家をしている。そのお二人のエッセイで会話形式になっている。
    正直、物凄く心に残る!というわけではない。でも、凄く良いことを言っている気はじわじわ伝わってくる。何気にさらっと読んだ部分でも、その時の自分の気持ちによって響く時と響かない時とがあるというか。だから、いつ読み返してもきっと響く部分はこの一冊の中のどこかにあるんだろうな~ってそんな気がする。

  • 木皿泉 といえば
    ドラマ好きなら誰でもご存じの脚本家。
    かっぱさんと大福さん 二人で一人(組?)。

    パートナーと二人で書く なんて
    実にうらやましい。
    私にも大福さんのような旦那様がいたら
    書けるのになあ…
    などと思ったりする私は勘違い野郎。

    「やっぱり猫が好き」に始まり
    「すいか」「野ブタ。をプロデュース」は
    大傑作でした。
    処女小説をドラマ化した
    「昨夜のカレー、明日のパン」も
    すてきでした。

    この本は
    10年前のエッセイとお二人の対談。
    暮らしぶり 書きぶりが
    のぞき見できてうれしい。

    当時流行った新型インフルエンザのことを
    お二人で話しているのだけれど
    え?そんなのあったっけ などと思ってしまった。

    私はインフルらしきものにかかったことが
    一度もないので 当時 インフルのことなど
    まったく気にもかけていなかった。

    そしていま。
    コロナの世の中をかっぱさんと大福さんは
    どんな風に生きていらっしゃるのだろう。
    大福さんは大丈夫かな。

    こんな世の中を お二人が
    どんな風に描くのかが観てみたい。

  • 夫婦で脚本家をしていらっしゃる「木皿泉」の対談集とエッセイ。ドラマ「すいか」を見たことがあったけれど、てっきり女性の方が書いていたと思っていたので意外だった。人と人との距離が近すぎず遠すぎず、どこかほっとして、おっとりとした感じ。そのかんじが心地よいなぁと思っていたけれど、二人のやりとりもドラマの雰囲気そのものだった。
    表紙の写真がとても魅力的。

  • 何気ない言葉がきらりと光る
    そんな会話エッセイ
    ものすごく親近感を覚えたのは神戸市に住んでおられるということだけではないね
    すっかりフアンになりました
    ≪ 考える 自分の言葉で 繋げるの ≫

  • 「なるほどなぁ」とか「自分もそう思う」ってことがいっぱい書いてあった。 すぐには解決できない問題や簡単に白黒付けれないこと、そういうことどう向き合うか、木皿さんの言葉書いてあった。 知らん振りできちゃうけど、そうしない木皿さんの言葉にはたくさん勇気をもらえました。 今、悩んでいるコトは、決してバカなことでも無駄なことでもなと思えるようになります。

    心に留めておきたいイイ言葉がたくさんありましたが、今回は引用文なしです。短く切り取ると、本当に大切なことが伝わらないので。
    読んでみてそんのない一冊だと思う。

  • すきです。木皿泉であるための生き方というか。世間的に正しいかどうかは別としてたおやかにぶれないふたりだなぁと思った。会話の中に囚われるような科白が挟まれていてはっとさせられました。

  • 対話によって綴られていくエッセイ。
    そういえば木皿泉って二人一組のペンネームだったんだっけ。

    話の内容もさることながら、この対話の空気感が良いな、と思う。

  • ああ、いい夫婦だなぁって感じ~(エッセイですから野暮はやめて)シナリオの書き方ってのが後半にまとめてあるけど中身はない~夫婦のシナリオライターってどんなのかと思ったら、亭主の方はポリオの影響で車いすの生活が長くて、10年前に脳出血していて、奥さんは長年のOL生活の果てにシナリオ書きになったけど、それほどの才能を持たないことを自覚している人…でした

  • 生活も仕事も常に一緒って多分物凄くきつい時も多いと思うんだ。その為のあの距離感空気感なんだろうなと思った。なんでもない感じでいながら所々でちょこっとだけ心に残るエピソードがあるのがいい。

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著者プロフィール

夫婦脚本家。ドラマ「すいか」で向田邦子賞、「Q10」「しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”」で2年連続ギャラクシー賞優秀賞。他に「野ブタ。をプロデュース」等。著書『二度寝で番茶』など。

「2020年 『さざなみのよる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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