ゆうぞらビール (双葉文庫)

  • 双葉社 (2014年7月7日発売)
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本 ・本 (303ページ) / ISBN・EAN: 9784575714166

感想・レビュー・書評

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  • 森沢さんのワイルドな旅のお供ができるエッセイ。
    森沢さんの小説は自然や人間の温かい交流が印象的だけど、その土台にこういう友達や経験があるんだと感じた。

  • 「あおぞらビール」に続き、本書も。

    面白すぎ。
    著者の若いころのエピソード。

  • 「森沢明夫」のエッセイ集『ゆうぞらビール』を読みました。
    軽めの作品が読みたくなり本書を選択… 嫁さんのオススメ本です。

    -----story-------------
    海の近くの洞窟でホームレスとシェアハウスしたり、防波堤に寝転びほろ酔い気分で夜空のUFOを見物したり、川原でキャンプしていたら鮎を30匹食べる羽目になったり…。
    バイク旅や悪友たちとのアウトドア遊びで遭遇した、笑いと哀愁に満ちた珍事件&たまに怪事件の数々。
    好評『あおぞらビール』に続く、青春エンタメエッセイ第二弾!
    -----------------------

    双葉社文芸Webマガジン『カラフル』の2011年(平成13年)7月から2012年(平成14年)7月に連載されたエッセイ『あおぞらビール リターンズ』からの抜粋に書下ろしを加えた作品、、、

    自分が若い頃にバイクで野宿旅(放浪)していた頃の記憶とオーバーラップさせながら、愉しく読むことができました。

     ■第1章 ぎりぎりアウトな日々
      ・ぼくらのシェアハウス
      ・ヨシロウさんの呪縛
      ・タヌキの恩返し
      ・哀愁のUFO<その壱>
      ・哀愁のUFO<その弐>
     ■第2章 ニンゲン四角
      ・バーチャル釣り師がいく
      ・釣れてる父さん、釣れない父さん
      ・子どもの幽霊と野宿
      ・ふしぎな宮崎の物語
      ・そこにテントを張っちゃうの?
      ・超堅物なA君の予言
     ■第3章 そんなバナナ探検隊
      ・ビギナーズ・ラックの悪夢
      ・大仏さんのラーメンは世界一
      ・はやく人間になりたい
      ・ケンカをやめて、二人をとめて
     ■あとがき

    山中のキャンプ場での独り泊や、道路脇での野宿、旅先の知らない飲食店でのドキドキ感… 本作品で紹介されているエピソードほどのインパクトはないけれど、自分でも経験していることなので、共感する部分が多く、ホントに愉しく読めました、、、

    暗くなってからテントを張ると、朝、意外な光景が広がっていたり(牧場脇の草地でテントを張ってたら、朝、バイクもテントも草を食む牛に囲まれていたり… とか)、孤独なキャンプ場で深夜に獣の気配に怯えたり… 自分のエピソードを思い出しましたねー

    気儘な一人旅… 懐かしいなぁ、、、

    寂しくなることもあるんだけど… それでも魅力の方が勝って、何度も出かけていたことを思い出しました。

  • こっちもよかったなあ。
    いっぱい旅に出て色んな人に出会うのって大事やなってしみじみ思った。

  • こんな青春は楽しそうって感じ!!

  • 森沢さんは小説とエッセイのギャップが凄いけれど、どちらも好き(^^)♪いやもしかしたら、エッセイの方が好きかも(^^;)森沢さんが旅先で出会う景色や人達が楽しくて、ワクワクする!(*^▽^*)今回もっとも気になったのはヨシロウさんの消息(゜゜;)

  • 森沢さんのエッセイ。作品に通じる出来事は旅での実話に基づいていたりするので【たけ屋】が出てきたときはガッツポーズしたくなるくらい嬉しかった。一人旅、行き当たりばったりのキャンプ・・・普段から楽しいこと探しが上手!

  • 思いっきり馬鹿やって楽しむ。これって実は難しい。頭の中で考えた楽しい事。それを、えいやっ!と行動に移す勇気がほんのちょっと足りないのだ。出来ない理由を探したりして、無理矢理自分を納得させたり。だから、ケセラセラだが思い切りの良い森沢さんのエッセイはホント面白い。どんな冒険小説よりも心が踊る。そして笑える。まずは久しぶりに何処かでマーキングしに行こうかしら。ちゃんと遊ばなくちゃだ。

  • 不思議に心地良い旅情を運びながらも、グビリ・グビリと、悪友ともども、、パワー全開のハチャメチャな珍道中。久々に"あおぞら~"も読み返したくなった…

  • 青空で学習していたので、どんなことをしでかしてくれるんだろう?とわくわくして本を手に取りました。
    いや~、森沢さん半端ないです。
    おもしろいけど、それだけじゃなくて人間って自由でいいんだなーと改めて教えてくれました。

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著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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