- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575714371
作品紹介・あらすじ
心に染みる懐かしい風景。港町の人情酒場。遠く聞こえる汽笛の音。夕間暮れの田園を走る一両編成の気動車。旅の空の下、故郷の知己に綴った手紙。詩情あふれる美文で紡ぐ珠玉の旅情派紀行第一弾!-というのは嘘です。ごめんなさい。「横着不精へなちょこコンビが遊惰に歩いては辛口トークを炸裂させる、抱腹絶倒旅エッセイ第一弾!」が正解です。
感想・レビュー・書評
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20160904
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第一弾!と書いているけれど、売れなかったら第二弾以降はなさそうなので、第一弾(仮)が正しいかもしれません。
函館本線山線(札幌から小樽周りで函館にいく路線)を、歩いて、各駅に寄りながら旅をするという企画の紀行文。
280km以上もあるその距離を、第一弾ではどこまで進んだかというと、余市ですよ、奥さん。
あの『マッサン』で有名になった余市ですよ。
一冊かけてほぼ札幌と小樽しか行けてないんですよ。
とはいえ、土地勘のある人は事細かに書かれている店や景色や道路状況、ひいては北海道の経済状況や現知事の政治手腕など、いろいろな角度から思いを馳せて楽しむことができるのではないでしょうか。
語り口が独特なので好き嫌いはわかれると思いますが、そして私は慣れるのに結構時間がかかりましたが、書いてある内容は至極真っ当でどちらかというと硬派でもあったりしますので、読んで損はない本だと思います。と、道民の皆さんへ。
メジャーな観光スポットは避ける傾向にあるので、読んで楽しいかどうかの保証はいたしかねますが、札幌と小樽と余市のことしか書いてませんので、とっつきやすいほうかとは思います。興味がありましたらどうぞ。と、道外の皆さんへ。
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