よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門 (双葉文庫)

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  • 本 ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575714982

作品紹介・あらすじ

男と女の「すれ違い」の背景がわかる
快適なコミュニケーションのための処方箋!

恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表をつとめる著者はこれまで1200人以上の失恋話や恋愛相談に耳を傾けてきました。女性からのお悩みに頻出するのが、不可解な言動を無自覚にくり返す男性たちのエピソード。人の話を聞かない、謝らない、すぐに不機嫌になる、話し合いができない……彼女たちをイライラモヤモヤさせている「男性のあるある行動」を20のテーマに分類、背景を丁寧にひも解くことで見えてくる「オトコらしさ」の問題点とは? 「わかり合えない」を乗り越えて歩み寄るためのヒントが詰まった必読書!

女性を悩ませる男性たちの“謎”行動――
・飲み物やトイレットペーパーをちょい残し
・周りを無視してガンガン冷房を効かせる
・「ありがとう」「ごめんなさい」を言わない
・黙り込んで話しかけるなオーラを出す
・イキってムリめな約束をするが結局守れない
・「何食べたい?」と聞くと答えはいつも「なんでもいい」
・不健康自慢 etc…

「セクハラ」「性教育」「ホモソーシャル」「DV」「ハゲ問題」――各専門家との対談も収録!

感想・レビュー・書評

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  • 女性から見る男性あるあるとその考察をまとめた本です。男性からすると「確かにその通りだな」と納得感もある一方、無自覚な点もあり興味深く読む事ができました。男性の行動が理解出来ないと悩む女性、なぜか嫌われたり怒られたりする男性、双方におすすめの本です。

  • 話題・テーマは興味深いが、解析や解説は浅く、読みやすさとリズム重視。

  • 自分の感情や身体の声にきちんと耳を傾け、言葉にして現状を理解すること。
    どこまで踏み込めるかのチキンレース的なコミュニケーションって今でも全然やりがちで、その度にめちゃくちゃ後悔する。

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11562371

  • 「男たちの」失敗学が副題にもかかわらず女性にも当てはまるケースが多々あり、自省の書となった。

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著者プロフィール

清田隆之(きよた・たかゆき)
1980年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。恋愛とジェンダーの問題を中心に執筆活動を展開。桃山商事としての著作に『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(文庫ぎんが堂)、共著に『大学1年生の歩き方――先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに――男たちの「失敗学」入門』(晶文社)、『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)、『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)などがある。

「2022年 『どうして男はそうなんだろうか会議』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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