珍犬デュカスのミステリー(文庫版) (1) (双葉文庫名作シリーズ)

  • 双葉社 (2009年6月16日発売)
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本 ・マンガ (324ページ) / ISBN・EAN: 9784575727159

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  • 高給に惹かれ谷待冴子がなんとか入社した建築事務所にはしゃべる賢い犬デュカスと金銭感覚ない天然系の社長、龍一がいた/ドタバタもあれば深刻なモンダイもあるけれどデュカスがいればなんとかなるさ。

    /デュカス登場:レディ・ミーツ・ドッグ。
    /謎の侵入者:知らないうちに仕事が終わってる?
    /新居改築承ります:贋の結婚改築の注文。
    /日曜出勤:盗聴器。
    /排水管:風呂内装新品にする注文と少年。
    /携帯不信:友人が誘拐された?
    /火事場ドロ:デュカス花粉症に。
    /取り立て屋:玉緒さん登場。
    /予知夢:誰にも見えない老人たち。
    /夜のミステリー:工事中の現場に見知らぬ親子が?
    /バレンタイン・チョコ:雪の中、おカマさんが倒れてる。
    /出張:不愉快なイケメン。
    /霊能者!?:建設現場に妖怪たちが?
    /夫婦ゲンカ:夫婦ゲンカをデュカスは食べる。
    /埋蔵金:ここ掘れワンワン。
    /真夏の空:隣家の社取り壊しを阻止する婦人。
    /黒い服:犬の毛が黒服についても気にしない男。
    /在庫:犬用の服と空き巣。
    /タケノコの里:タケノコ林に埋めたもの。
    /改築:古い家の改築と怪談話。
    /珍犬デュカスのご紹介コーナー:デュカスの好き嫌い。

    【岡田建築設計施工事務所】舞台となる会社。社員は社長の龍一と新入社員の谷待冴子と犬のデュカスだけ。美形の社長目当ての女性客も多く「」設計施工ホストクラブという面もあったりする。
    【すぐやる工務店】同業者。
    【谷待冴子/たにまち・さえこ】岡田建築設計施工事務所の新入社員。月給四十万円に目がくらみCAD使えるなんて口からでまかせをやってしまった。ケータイすら苦手。WordとEXCELくらいは使えるようだ。龍一はCAD以外なにもできないので実質的には会社経営と営業を任されることに。
    【玉緒】龍一の逃げた妻。ときおり事務仕事を手伝う小人さんになってくれる。
    【デュカス】犬。シェルティとポメラニアンのハイブリッド。甘いもの好き。人語を使う。太ったタヌキと思われること多し。
    【平屋のサッチー】知らないうちに家を改築したいという依頼がいくつかの建築事務所になされていた。
    【まりあ】冴子の友人。
    【龍一】社長。岡田龍一という名前でしょう。お気楽天然系。設計の能力とルックスはいい。金銭感覚は壊滅的で会社経営はあってなきがごとし、350円の弁当を買うのに三万五千円出したりする。妻には逃げられデュカスだけが心の支えだがデュカスが喋れることは知らない。コンピュータはCAD以外は使えない。霊感あり。

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著者プロフィール

大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い。『闇夜の本』『バジル氏の優雅な生活』『マーガレットとご主人の底抜け珍道中』『水の森奇譚』『芋の葉に聞いた咄』『磯の貝に聴いた咄』『堤中納言物語』『伊平次とわらわ』など多数。

「2008年 『王朝貴族のおまじない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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