- 本 ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784575841268
感想・レビュー・書評
-
人格形成において最重要な時期である小学生。その担任となれば、児童への影響は大きい。しかしどれだけ影響力があろうと、関われる時間は有限だ。ましてや進学して中学生にもなれば、過去を振り返る暇などない。黒への補講、宇佐との面談。今してあげること、今してあげられること、人の関わりの有限さが痛いほど伝わってくる巻だった。鈴の「私は、先生の一部になれた……?」というセリフはこの巻を、引いては「こじか」全体を象徴するものになるかもしれない。
詳細をみるコメント2件をすべて表示-
シキさんお前が俺を先生にしてくれたんだ、あのシーンに不意に目頭が熱くなるものを感じました。いいレビューです(^-^)/お前が俺を先生にしてくれたんだ、あのシーンに不意に目頭が熱くなるものを感じました。いいレビューです(^-^)/2012/10/08
-
ばかいぬさん遅くなりましたが、ありがとうございます! 先生から児童に一方的に与える関係じゃない、相互に与え合って成長していくんだという、とてもステキなシ...遅くなりましたが、ありがとうございます! 先生から児童に一方的に与える関係じゃない、相互に与え合って成長していくんだという、とてもステキなシーンですよね。2012/10/31
-
-
12巻読了。
いろんな意味で話題作なんですけども、なかなかに正面から教育問題に挑戦した作品でもあるんですよね。
まあ思春期のお子様を預かる、学校というシチュエーションは本当に難しい。 -
ラストの青木先生の一喝にはしびれます。
よく言った。
もっと言ったれto腐れ日本の教育姿勢。 -
とうとう中学編にいくのかーってことは終わりかな。
相変わらずきわどいエロさがあるけど笑 いいマンガヾ(o´∀`o)ノ゚
ラストが楽しみ!
宝院先生は幸せになってほしいー -
性別逆転白井先生が男前過ぎて悶える!
そして平手打ちでなくグーで殴る宝院先生!!!
進学や何やかやと話が動いていきます。
レイジの死亡フラグとラストの学校裏掲示板の書き込みが。続きどないなるんやあ!! -
とつぜん、青木に転任の話が浮上します。彼は、これまで自分が子どもたちのためを思ってやってきたことは何の意味があったのかと自問自答し、そんな彼の動揺はりんや黒たちにも影響を与えることになります。
そんななか、面談がはじまります。しかし青木は、りんに対する自分の気持ちをどのように整理すればよいのかわからず、彼女たちの前で醜態を演じてしまいます。しかし、その後親との関係に悩む美々のことを全力でサポートすることを通して、りんへの想いに決着をつけることを心に決めます。しかしながら、奇しくもそれと機を一にして、レイジもみずからの秋への想いを貫き、りんとの関係に終止符を打つ決意を固めていました。
次でいよいよ最終巻です。しだいに結末が見えてきましたが、子どもたちのリアルな悩みを描いた作品というよりも、大人たちもまた子どもと変わらない悩みを抱えていきていることを描いた作品という印象を強く感じるようになってきました。 -
教育論漫画。緩急つけた内容は見事。エロさで見ないのはもったいない作品。
大きくなって可愛くなってきたよ、黒ちゃん。 -
こじかはロリコンマンガの皮を被った、真面目な小学生高学年とそれを取り巻く社会、親、先生の問題提起と解決作の教育読本。エロい描写もあるけど。
私屋カヲルの作品





