まりかセヴン(5) (アクションコミックス)

著者 : 伊藤伸平

• 双葉社 (2013年11月28日発売)

感想・レビュー・書評

[消息子さんの感想 · 2016年2月8日]

　表紙は自衛隊の鈴森少佐。怪獣担当つーか、まりか担当つーか。まりかやセンパイのボケのツッコミ役つーか。
　表紙のイラストにはきりりと写っておるが、本巻は鈴森少佐がかなり主役。

　衛星軌道にいて、子怪獣をつかってケイ素を集め、どんどん巨大化する怪獣。その存在を知らせるべく、国際宇宙ステーションから降り立ったイケメンに惚れちゃった鈴森少佐、いいとこ見せようと奮闘する話。
　あらゆる物質を炭素の結晶に変えてから食べる怪獣。ダイヤモンドに目がくらんだ鈴森少佐やセンパイが作戦の方向を狂わせていく話。
　水を介して人間を操る液体怪獣がまりかの高校の占拠するが、怪獣担当任務が左遷ポストではないかと鈴森少佐が気づいてしまった話。
　全教科赤点で補習と小テストの合間の10分ずつを闘いに当てるしかなくなったトホホなまりかセヴンという事態に対して冷静に対処し、三條まりかを留年させないというミッションに邁進する鈴森少佐。しかも怪獣２体。

　毎度ご苦労様です、少佐。

[そのっさんの感想 · 2014年2月23日]

おっさんホイホイなマンガで面白い。アニメ化して欲しいなぁ。

[どっこいしょさんの感想 · 2014年2月2日]

　宇宙で戦ったり、ブルース・リーと戦ったりと今回も忙しないまりかセヴン。まりかってわりと大変だなと思う一時でした。

　いうてもただの女子高生。今回はむりやりドラム缶に詰められて宇宙に放り出されたり、補習の合間をぬって出動させられたりと忙しなく動いてくれたまりか。最近というか最初からというべきかまりかの意志とは無関係に動いていく周りが恐ろしい。壊れつつある鈴森さんを筆頭に、特撮バカを地でいく田子ノ浦先輩のこのツートップが戦闘を複雑化させていっていますね。今回のダイヤ話はそれを象徴していてこの二人はもうダメだなと読者が思ってしまう回でした。もうそろそろマジメにやってくれる人というか新人マジメキャラみたいなのが隣にいてくれると面白いかも。ただ普通の女子高生まりかの苦難は続きそうですが・・・。

　今巻では出ませんでしたが、次巻ではまりかのライバルとしてあのキャラもでてきますし、より一層面白くなります。伊藤先生はアニメ化の実績もあるんだから本当にもうそろそろアニメ化してくれないかなと思っていたりもします。ドラマCDでもいいからやってみてくれないかなメディア化。それかまりかセヴンフィギュア化！

[こ げ つさんの感想 · 2014年1月1日]

ふむ，何度読み返しても面白い。ダイヤが絡むと人はおかしくなるねｗ