- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575853285
作品紹介・あらすじ
生まれつき顔に太田母斑(おおたぼはん)と呼ばれる青いアザを持つ女子高生・青山瑠璃子。アザのことを気にしすぎないよう、周りにも気を使われないよう生きてきた。
新たな担任教師の神田と出会った瑠璃子だが、ある日神田の手帳を目にしてしまう。クラスメイトの手帳がびっしりと書き込まれているのに、自分だけ空欄なことに気づいた瑠璃子は神田を問い詰めに行く。しかし、神田は“相貌失認(そうぼうしつにん)”という人の顔を判別できない症状を患っており――。
感想・レビュー・書評
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コンプレックスを抱えた少女の普通の恋愛漫画かと思いきや相手も障害ありでお互いのコンプレックスを掘り下げていく深い内容。ブラピも相貌失認なんだって。調べてみてびっくり
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優しさってこういうことなのかも、と思った。
自分含めみんな、無神経な言葉を悪気なく言ってしまうことがある。人間の不器用さ・未熟さを隠さず描いた上で、このマンガは「誰も悪くない」と言う。同時に、「だからって傷つけていいわけじゃない」とも言っている。
誰も責められない世界で傷つけられてしまった人を救おうとする、とても誠実で丁寧な、優しい人の描いたマンガだと思う。 -
専門用語がでてくるから、単なる青春ものではないと思いました。ご自身が問題意識をお持ちでした。
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めっちゃ好きだった。なんで今まで読んでこなかったんだろ
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ありそうでなかった系の題材。いい。
続きが気になるけど、個人的にそろそろ高校が舞台の作品に飽きてしまって断念。
著者プロフィール
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