ヒナのままじゃだめですか? (3) (アクションC)

倉地千尋

• 双葉社 (2024年4月11日発売)

作品紹介・あらすじ

小学５年生のひなは親友二人に生理がきていることを伝えた。何でも相談出来る関係が出来て安心かと思いきや、今度は幼馴染の大地をめぐりクラスメートの佐倉さんとの間にトラブル発生！？さらには、お父さんが生理用品とブラジャーを準備してきて、親子関係もギクシャクして…。思春期の入口で戸惑いながらも成長していく少女の物語、ここに完結です。

感想・レビュー・書評

[いりあさんの感想 · 2024年12月22日]

雑誌「月刊アクション」で連載していた倉地千尋の「ヒナのままじゃだめですか?」の第3巻。小学5年生のひなを中心に第二次性徴に戸惑う思春期の成長を描いた作品。最後は娘と父親の問題だったり、友達関係だったり、自己肯定だったりと心の成長を描き切っています。最後の中学生になったひな達が楽しそうにしているので良かったです。第二次性徴期の葛藤を正面から描いた良い作品だったと思います。本作は青年誌での掲載でしたが、少女雑誌の連載とかでも良かったのではと思います。読者の対象が父親だったのだろうか。

[箱もんじゃさんの感想 · 2024年8月2日]

完結。わりとあっさり終わった。
父親との行き違いは中々シビアではあったが。
人によってはここが分岐点になってしまうケースもあるのだろうか。
ひながまっすぐな娘でよかった。
今後もそうとは限らないが…。

作者自信がテーマソングを作っていたが、声が若すぎる。
中学生か。

著者プロフィール

2019年「週刊少年サンデーS増刊」で『清楚なフリをしてますが』で連載デビュー。現在、月刊アクションで『ヒナのままじゃダメですか？』を同時連載中。

「2023年 『おっちょこドジおねえさん（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」