坊ちゃんの時代 第5部 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 不機嫌亭漱石 アクションコミックス
- 双葉社 (1997年7月1日発売)
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感想 : 16件
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- Amazon.co.jp ・マンガ (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575935233
感想・レビュー・書評
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「多少の縁あるひとを見捨てるは恥です。」
「役立とうと思うは義です。」
舞台は明治(末期)。登場人物は夏目漱石、森鴎外、石川啄木、幸徳秋水、管野須賀子、二葉亭四迷をはじめとした明治の文学者・思想家たち。それぞれの生きる明治の世相が、時に痛快に、時に物悲しく描かれています。
登場人物の一言一言が重く深く響く、関川夏央・谷口ジローによる劇画的、というか映画的な超名作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ最終、また、読み返したいものだ。文学をコミックで読んだ気になってしまう?そして文学にまた、旅に出ようという気になる。
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関川夏央&谷口ジローのコンビが送る明治文壇の真実。漫画と侮るなかれ。創生期の日本文学界を理解できる作品といえる。
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06'09'17