- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576020754
作品紹介・あらすじ
18世紀末。フランスでは革命に名を借りた狂気が横行していた。そんななか王妃マリー・アントワネットと縁ある修道院で、暴徒による虐殺事件が発生。唯一生き残った少女ジュリエットとカトリーヌは、パリにいるカトリーヌの後見人ジャン・マルクの屋敷に身を隠す。一方ヴェルサイユでは幻の彫像ウインドダンサーが忽然と紛失。莫大な財力で像を追うジャン・マルクは、謎を解く鍵を握るジュリエットとともに追跡に出るが、そこには恐るべき罠が待ち受けていた。
感想・レビュー・書評
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フランス王室からウインドダンサーを買い戻そうとする商人+貴族の娘 <br />革命家+香水農園の跡取り娘[more]<br /><br />レイプあり。残虐シーンあり。<br /><br />時間軸に沿えば、<br />風の踊り子→女神たちの嵐→風のペガサス→見えない絆・波間に眠る伝説<br /><br /><blockquote>内容(「BOOK」データベースより)<br />18世紀末。フランスでは革命に名を借りた狂気が横行していた。そんななか王妃マリー・アントワネットと縁ある修道院で、暴徒による虐殺事件が発生。唯一生き残った少女ジュリエットとカトリーヌは、パリにいるカトリーヌの後見人ジャン・マルクの屋敷に身を隠す。一方ヴェルサイユでは幻の彫像ウインドダンサーが忽然と紛失。莫大な財力で像を追うジャン・マルクは、謎を解く鍵を握るジュリエットとともに追跡に出るが、そこには恐るべき罠が待ち受けていた。</blockquote>
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
18世紀末。フランスでは革命に名を借りた狂気が横行していた。そんななか王妃マリー・アントワネットと縁ある修道院で、暴徒による虐殺事件が発生。唯一生き残った少女ジュリエットとカトリーヌは、パリにいるカトリーヌの後見人ジャン・マルクの屋敷に身を隠す。一方ヴェルサイユでは幻の彫像ウインドダンサーが忽然と紛失。莫大な財力で像を追うジャン・マルクは、謎を解く鍵を握るジュリエットとともに追跡に出るが、そこには恐るべき罠が待ち受けていた。
史実に絡めてウィンドダンサーが登場します。
イタリアからフランスのベルサイユに運び込まれていました。ジュリエットとジャン・マルクがウィンドダンサーを追い、カトリーヌはヴァサロで傷をいやすのね。
ヴァサロの花の館とか、香水とか、ああ、風の踊り子に出てきたのはこの時代なのね、なんて思いながら読む。
フィリップがこの後どうするかなぁ、それと、フランソワ。
気になります。
マリー・アントワネットを見ていると、ジュリエットのお母さんもベルサイユにいたんじゃないかと思ってしまう。
修道院での虐殺はひどい。
王制を倒すという名のもとにこんな暴力的な行為もあったのかと、自分の想像力の乏しさにも驚いた。そうだよね、ありえるよね。
単なるマザコンがどこまでやるかも面白そう。
Storm Winds by Iris Johansen -
たまらなく胸が痛む物語です。過酷な運命をたどる少女達が哀れでなりませんでした。
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〈ウインドダンサー・シリーズ〉
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1991年
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18世紀末。フランスでは革命に名を借りた狂気が横行していた。そんななか王妃マリー・アントワネットと縁ある修道院で、暴徒による虐殺事件が発生。唯一生き残った少女ジュリエットとカトリーヌは、パリにいるカトリーヌの後見人ジャン・マルクの屋敷に身を隠す。一方ヴェルサイユでは幻の彫像ウインドダンサーが忽然と紛失。莫大な財力で像を追うジャン・マルクは、謎を解く鍵を握るジュリエットとともに追跡に出るが、そこには恐るべき罠が待ち受けていた。
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前作「風のペガサス」でも人々の欲望の中心となっていた美術品・ウインドダンサー。そして名前が出てきていた主人公の御先祖様が活躍する、ウインドダンサーを巡るアナザーストーリーです。フランス革命のまっただ中という興味深い時代背景に、お馴染の登場人物もでてき、今まで読んだ中では1番好きかも。できれば花農園のことなども書かれているので、「風のペガサス」を読まれてから読むことをオススメします。あ〜、それにしても彼女が描くヒーローはなんてカッコイイんでしょ!!