- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576030777
作品紹介・あらすじ
哲学・論理学の伝統的パズルを使って、勝ち残りのテクニックを磨く最強のテキスト。
感想・レビュー・書評
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難しい。論理的に考えるってことはこんなに大変なのか!
なかばこじつけのような答えはそもそも答えのないところにロジックで切り込むからこそなんだと思う。
読んでて、むず痒くなるような感じがして、手にとってスラスラという感じではない。ほんと読み終わるのに時間がかかりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基本的に読み物、ただし出題→解説の流れなので、一問一問をぐるぐる悩みながら解けば思考の解像度を上げるいい練習帳になるかもしれない。
そして何より、関連書籍や出典のいちいちの明示、それと問題分と解説の読みやすさ分かりやすさがなまじでなく、読んでて楽しい。読み流して一筋縄、解き込んで苦しむ、そういう意味でとってもいい本であると思う。
なお、論理を平易に練習帳にするのは、野矢先生の仕事をいまのところ知っているけど、まだ探せばありそうな・・・?とにかく、僕は好きである。
→野矢茂樹「論理トレーニング」 -
問題自体は結構おもしろいですが、答えのない問いも含まれていたりするのでもやっと感が残ります。
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このシリーズで私が一番好きなのは本書なのですが、4冊ある内でどれか読んでみたいということであれば『心理パラドクス』をお勧めしますし、そちらの方のレビューで私が考えるこのシリーズの全体的な評価や評価基準についても触れています。
この本を「論理的思考力を鍛えるテキスト」として使うとするならば、おそらく半分ぐらいの方が1問目の問題に対する自分なりの答えが出てこず、先に進めない。運良く先に進めた半分の方も、次の問題で引っかかって半分が脱落する・・・とこれを108問繰り返していれば2分の1の108乗だから・・・最後の問題まで投げ出さずにたどり着ける人は限りなくゼロに近い。「論理的思考力を鍛えるテキスト」なのに論理学が鍛えられない。これはパラドクスである。
しかしこの考えには疑問を差し挟む余地がいくらでもある。(そもそもパラドクスではないはず)
この理屈のおかしな所を10ヶ所指摘してみて下さい。
1.この本を読めば論理学を鍛えられるという前提がウソ 2.最後の問題までたどり着けた=論理学が鍛えられたという定義は間違っている ・・・などなど。私が今でっち上げたお話なので叩けば叩くほど埃が出てくると思いますが、パラドクスシリーズのノリは概ねこのような感じで、もう少し捻くれていて難しいです。「そもそも半分が脱落するというのは大袈裟に見積もり過ぎじゃないのか」とか細かい所が気になって仕方が無い方は読んでると居心地の悪い気分になるかもしれません。(蛇足ながら「半分が脱落する」というのは決して大袈裟な見積もりではないと思います)
私自身はこの本は読み物として普通に楽しむために使っていて、解説なんて5秒考えてわからなそうだったら読んじゃいます。丁度、推理小説を読む感覚です。
こういう読み方をする場合は『論理サバイバル』が最もストーリー仕立ての想像力を掻き立てられる問題が多くて楽しめるのではないかと思います。というか、私は楽しかったのですが。扱っている命題の中には「何故シリーズ一冊目に収録されていないんだろう?」と思いたくなるような古典的なものも多く、一般教養書としての意義もあるかと思います。 -
半分くらい読了。頭の体操になるが、一問一問が難しいので、なかなか気軽に読めないし読み進めない。数学寄り。
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記事反映されてないし…萎え。
また書き直す気にはなれないので簡潔に。
前作よりガチガチの数学って感じでした。
でも授業やテストの数学は苦手だけど、数学や論理学には興味あるのよ、って人には入りやすいかもしれない。
でもやはり前作の方が読みやすい。
レイトン教授みたいな問題がいっぱいあるし -
アタマこんがらがります。でもなかなか面白いです。
どっちかっていうと文系より理系、算数好きな人にオススメ。
私は数字が苦手なのでちょっと読むのがしんどい。 -
表紙のデザインと、論理力がつくらしいのと、占いもできるということで買った。
1問目が『「1+1=2」になる理由を20文字以内で答えよ』
この一文読んだ時に買うことを決めました。
あと、自分の本棚に小説と漫画以外の本を増やしたいと思っていた時期でもありました。
購入自体は6年も前だけど、今も楽しんで読める本。 -
2008/09/20購入。なんだか面白そー。
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ちょっと私には、難しい。
数学的な要素を多い。
でも、いくつかの問題は、興味深かった。