子どもの心のコーチング: ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと

著者 :
  • リヨン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576031316

感想・レビュー・書評

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  • 上島逸子先生 おすすめ
    65【専門】379.9-S

    ★ブックリストのコメント
    コーチングという言葉を知っていますか?たくさんの親の経験をもとに書かれたこの本を読んで、コーチングについて学んでみましょう。保育者として子どもたちの能力を引き出すきっかけが掴めるはずです。

  • 朝、自分で起きさせないとな!

  • 体がむず痒くなる感覚

  • 耳が痛い内容ばかりだけど我慢して読んだ。もう二、三回読んで、見につけたい。

  • 子育ての「基本のキ!!!」その③
    この本と出逢ってなければ、今の私も娘も絶対に存在していません!

  • 子どもの心のコーチング

    子どもとのコミュニケーションを学び、親子とも幸せな家庭を築く

    #教えたい3つの力#
    1.愛すること
    2.責任
    3.人の役に立つ喜び


    #子育ての視点#
    ■今よりも将来を見る
    ⇒ 今の状況で安心せず、成長した姿を目指す


    #親の在り方#
    ■ヘルプとサポート
    ⇒ 7歳まではできないこのためにヘルプする
    ⇒ 7歳以降はヘルプではなくサポートする

    ■ヘルプされた子ども
    ・欲しいものをもらってきた
    ⇒ 欲求がうまく伝えられない
    ・話を聞いてもらっていない
    ⇒ 気持ちを伝えるのが下手
    ・親が解決してきた
    ⇒ 問題に立ち向かえない

    ■親はヘルプしている自分が好き
    ⇒ 自分が望んでいるものを得るため子どもに与える

    ■ママが力を抜く
    ⇒ 子どもも楽になる

    ■禁止後はダメ
    ⇒ 否定的なセルフイメージを持ってしまう

    ■甘えを受け入れる
    ⇒ 自立が早くなる(子どもの欲求を親がサポートする)
    ⇒ 受け入れないと親の気をひこうとする

    ■聴く
    ⇒ 子どもの持っている答えを一緒に考えてあげる
    例)ピアノをやめたい
    ⇒ 何でそんなことを言い出したか知ること

    ■私メッセージ
    ⇒ やってること、やるべきことをあなたメッセージで伝えると責められていると感じる
    ⇒ 私メッセージで自分の気持ちに変換する

    ■母性と父性
    ⇒ そのままの自分が最高と思える(母性)
    ⇒ 自分を抑制することを教える(父性)
    ⇒ 子どもの自立

    ■ひび割れのツボ
    ⇒ 片方はひび割れたツボ、もう片方は普通のツボ
    ⇒ ツボに水を入れて運んでると、ひび割れのツボは水が半分になる
    ⇒ でもひび割れたツボの通る道にタネを植えたら花が咲いた
    ⇒ 子どもはみんないろんなひびの入ったツボ
    ⇒ 親は子どものひびのためにタネをまく


    #責任#
    ■子どもの仕事をとりあげない
    ⇒ やりなさいではなくやりたくなる環境を作る
    例)朝、自分で起きるようにする(責任を持たせる)

    ■原因となる行動
    ・親が処理する
    ⇒ 変化に弱い、耐性がない、成長しようと思わない
    ・自分でがんばる
    ⇒ 困る結果
    ⇒ 考えて原因を変える、行動を改める
    ⇒ 望みどおりの結果
    ⇒ 生きる力


    #人の役に立つ喜び#
    ■親の手伝いをする
    ⇒ ほめるのではなく感謝

    ■親が望む状況を決める
    ⇒ その状況が起こったらプラスメッセージを伝える
    ⇒ 子どもの習慣化

  • 子育ては、人類が取り組む仕事の中でも、もっとも重要な仕事のひとつ。幸せなこどもを育てることで、親は自分がこの世からいなくなったずっとあとも、この世の中に幸せを残すことができる。(p197)

  • この本は、コーチングの技術により、子どもの能力を引き出すことにより、自ら子どもが考え行動する子育ての方法について書かれた本です。

    私は、日頃から親として子どもにどう接するか、親として何ができるかを考えてはいるものの、待つことができす、ついつい言いすぎてしまう。だから、子どもが受け身になる。そして、また先に言ってしまう。そんな悪循環に課題を抱えています。
    本書により、コーチングという技術をとおして、子どもを変える子育て法を学ぶためにこの本を読みました。

    この本で学んだことは、

    ・叱ることに効果があるとすれば、それは自らの、または他人の命にかかわることを教えるときである。それ以外では害にしかならない。指示、命令、小言を排除すると、子どもとの距離が縮まる。

    ・ダメなこと、してほしくないことは、ダメあるいはしてはダメと言えば言うほど、ますます悪い結果となる。また、どう生活するか親が枠組みをはっきり示す。

    ・勉強のできるかどうかは、頭の良し悪しではなく、勉強ができる環境があるかどうかによる。

    という点です。

    そして、この本で読んだことを生かすため、

    ・やってほしくないことは注意しない。

    ・勉強の環境を整える。部屋のそうじ、勉強の雰囲気、知的な話をする、または質問する。

    ・命の危険以外は注意しない。

    ことを実践します。

    本書に、自立とは「人をあてにしなくても自分の力で生きられること、自分ではできないときに素直に人に援助を求める能力を意味する」とあります。
    その意味をしっかり抑えた上で子育てをがんばりたいと思いました。

  • 子供の振る舞い、言動で頭がカーッとなった後、落ち着いてこの本を読むと心にスーッと入ってきます。
    頭で分かっていても継続して実践するのは難しい。
    古本で5年前に買いましたが最近書店でコーナーに積んであるのを見て評価されている本なのだと実感

  • 子育て、小学生対象の躾に役立つコーチング本

    少し前にPHPから単行本が出てます。

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著者プロフィール

NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事

「2015年 『子どもの心のコーチング【しつけ編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅原裕子の作品

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