殺人者の陳列棚 下 (二見文庫 プ 3-2 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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本棚登録 : 17
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576031347

感想・レビュー・書評

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  • 途中まで面白かった。
    相変わらず不老の妙薬だとか、百年前の連続殺人事件、蘇る殺人鬼とか、キーワードが好みすぎる。
    で?次どうなんの?みたいな先の見えない展開がうまい。ミステリーらしくどんでん返しも必ずあるし、キャラもいい。ペンターガストがかっこよくて好きです。
    だがしかし。ラストが微妙すぎる。この人たちの作品は三冊目だけど、どれも共通してラストが薄い。説明的すぎて納得がいかない。ハイ終了!って唐突に幕を降ろされる感じが、いつも納得がいかない。
    長寿の妙薬の設定もあんなに引っ張るなら、毒だとか、馬尾について、もっと詳しく蘊蓄や根拠を入れて欲しかったです。手術シーンをあんなに詳しく書くならさ!
    翻訳小説は訳者との相性もあるけど、今回はよかった。

  • 博覧強記のFBI捜査官ペンターガストは、自然史博物館に勤める女性考古学者ノーラの協力を得て百年前の連続殺人事件を再調査する。そして博物館の資料室で発見した古い記録から、ある場所が浮かび上がった。世界各地の奇妙な化石や剥製を展示し、入場料を取る見世物小屋、博物館の前身’秘宝館’が殺人の舞台だったのだ。百年前と現代のニューヨークが交錯しながら事件の核心に迫り、やがて驚愕の事実が明かになる。ラストに向かって、ドッキドキの連続ですよ!ペンターガストー!!て叫びたくなります。ストーリー展開が素晴らしいです。

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