恋泥棒を捜せ! (1) 〈パンダ航空・噂の二人編〉 シャレード文庫

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576041957

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  •  大手航空会社・パンダ航空の客室乗務員・春日野美雁は、若手ナンバーワンとの呼び声高いパイロットで、女癖の悪い神園修慈との肉体関係を清算しようと決心し、一方的に別れを告げた。けれど、感じやすい身体を攻められてまた話をうやむやにされてしまう。
     美雁は、そのまま気だるい身体を引きずって仕事に行くが、乗務したファーストクラスで投資家マーク・スペンサーにその身を狙われ、勤務中であるにもかかわらず耐え難い恥辱を味わわされてしまう。
     そして、あろうことか、美雁の帰りに乗務する飛行機のファーストクラスを買い占めたり、次の常務で帰ってきた美雁の部屋に薔薇を撒き散らしたり…… 麗しい姿とは対照的なストーカーじみた行為を行うマーク。
     そして、ついに美雁はマークに拉致され、彼の生活する豪邸へと連れ去られてしまう。
     そこでマークに感じやすい身体を攻められ、身体を繋がれてしまうが、美雁を仕事にも行かせず、監禁するというマークに対し、美雁が助けを求められるのは、自分から別れを告げた神園しかいない。
     結局、美雁が神園に助けを求めると、神園はすぐに助けにきてくれるが、その時にマークの屋敷に不法侵入する姿を写真に撮られてしまう。
     おまけに、マークは実は投資ファンドの社長で、美雁と神園勤める航空会社に対し、買収をしかけてくる。
     美雁は、マークの暴走を止めようと再びマークの屋敷に赴くが……という話でした。

     こういう話を見てると「いやよいやよも好きのうち」という言葉がなんとなく思い浮かばないこともないですが、美雁にしてみたら迷惑な話なんだろうな……とも、思わないこともないです。
     でも、美雁は「するのが嫌じゃなかった! じゃあ好きなんだ……」というよくあるBLの論理にもうちょっと縋ってもいいのかもしれない。その方が楽になれそうな気がする。
     まぁ、それには神園がその浮気癖を直してくれるのが、大前提になると思うんですが。
     この本の最後に「もう浮気はなしない」と神園が宣言をしているので、それが本当かどうなのか、を確認してからでもいいと思うので。
     続刊を待て! というところかもしれません。

  • £0.50
    状態・・・非常に良い

  • むふぅ〜。話の通じない人がここにも・・・。

  • ふつうにおもしろかった。でもちょっとこゆい。三部作の一作目だそうです。続きも買おう。
    とりあえず、著者の他の本も読んでみようと思う。

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著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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