生きていくのに大切な言葉吉本隆明74語

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576042336

感想・レビュー・書評

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  • 今の時代に果たして何人が吉本隆明を知っているだろうか。自分は中学に高校時代に、闘争時代の檄文を読んで以来になるが、時代とともに読むことがなくなっていった世代である。この本に書いてある生きるためというのは、少し褒めすぎている感じがする。読むのに1時間もかからない薄い内容で、正直原本にあたってみたくなった。

  • その時代を共有できなかったことで理解力に大きな断絶を感じるのが、学生運動と吉本隆明。
    学生運動については別な時に書いたので今回は措くが、吉本隆明の本は進められて何冊か読んでいるけれど、どうしてもこの人がこれほど別格扱いされるのかがわからない。
    なんだかむやみにちやほやされているようで、少し鼻につく。

    だから気に入らないのは彼本人ではなく、持ち上げている周囲の方なので、まあいつも何かを得るために一生懸命読んでいるわけです。

    ”「知識というのはほんとうに役に立たないです。役に立たないというより、要らないです。その場で適応すればいい。適応できるだけの素地さえもっていれば、ほかには何も要らないと思います」それよりも、「生活の中」での「判断力」としての「叡智とか知恵は磨いたほうがいい」 ”

    ”頭がいい人というのは、自分を鋭く狭めていくようなところがあります。長い目で見ると、それはそんなにいいことではない。熟練した職業人になるには、少しゆるんでいて、いい加減なところがあって、でも持続力だけはある、というのがいいのです”

    頭のいい人に憧れる傾向のある私。
    心しよう。
    大事なのは地頭(じあたま)なのだと

  • 哲学者の名言とかが大好きだけどね。
    ゼミの課題で読んでみました。
    別に〜
    って思ったけど、
    でも最近もう一回読みました。
    一つくらいは響く言葉や
    説得力のある言葉があるかもなぁ。

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  • 日めくりカレンダーby吉本隆明。そんな本。年老いるが故に得られる人生観・価値観というものもあるのだろう・・・・。いい本ですよ、本当に!!

  • 深いねぇ、吉本隆明の言葉って。ここにあるのは普遍な言葉ばかり。

  • よくありがちなテーマだが、潔い吉本氏の人生観に勇気付けられる。近隣では出遭えないであろう彼の確固たる個性が、なによりも最強の味方となる。世間の偏った偽りの常識に惑わされない、孤立を恐れない真実を学ぶことが出来る。

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著者プロフィール

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)など著書多数。

「2017年 『ウソつきの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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