ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
- 二見書房 (2006年5月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576060736
感想・レビュー・書評
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これを読んで、休日を心穏やかに過ごせるようになった。「何か時間を無駄にしている気がする」「やり残したことがいっぱいある気がする」という呪縛から解き放たれた。
勿論仕事でもtodoを棚卸ししてから取り組むようになって、頭を記憶装置としてではなく演算装置として活かすことができているように思う。
以下心に響いた言葉。
*やりたいことリストの区別は「プロジェクト」と「多分やる/いつかやる」の2種類だけ
*次にとるべき行動とそのリマインダを設定することに加え、「それが終わったのはどういう常態か」「それをやるときの自分はどうやっているか」を考えられると完璧
*心に余裕がなければ、創造性など望むべくもない。頭の中にやりかけの仕事や注意をそらすものがいっぱいつまっていれば、エネルギーがブロックされてしまう
*お客さんから電話がかかってきた時の「嫌な感じ」の正体は、お客さんが満足できる水準の仕事をするために必要なエネルギーと時間に対し報酬が低すぎたこと→お客さんの為に「値上げをする」という発想
仕事でも生活でも、私達は「失敗するのではないか」「うまくいかないのではないか」と思っていると、無意識に新しいものや良いものを遠ざけてしまう
*自分がそれをやっている姿を想像することができなければ、それを実行することはできない
*怠け者で、素晴らしく頭がいいわけではなくても、自分の持てるものを活かして最高の人生を送りたい
*何事にもくじけないためのシンプルな秘訣:「何をするにもベストを尽くそう」と今、決心すること
*自分がいかなる時にベストな状態でいられるか把握し、それを協働する人とシェアすること
*大きな変化に見えなくても、そこに流れるたゆみないプロセスを信じる。リラックスする。一段と強力なレベルで出なおす為に、今やっていることを一旦手放す必要がある。「そんなことをやっている時間なんてない」と感じる時こそが、スローダウンする時詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私には読みにくかった。
小見出しと内容を結びつけにっくかったので、流し読み。
それでも、最初に紹介されていた
1頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出す
2次に取る行動を決める
3信頼できるシステムでやるべきことを管理し、定期的に見直す
は、大切だし、これからの仕事に生かしていく。 -
仕事上思いついたことは全部チケット化して管理しているくちなので、本書の内容には基本的に賛成するしかないし、実行しているから後ろめたくならずに読むだけでいい気分になれる。仕事でなくても「頭のなかがぐちゃぐちゃで何も決められない」みたいになっている人は読むといいよ、と思う。プライベートではタスク化するほどのことはないような気がする、とここまで書いて、いちおうGoogleカレンダーになんでも放り込んでるな、と思い出した。忘れても大丈夫にしておくといろいろ楽ですよね。
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GTDに関する事はほぼ書いてない。
52の名言と、そこからGTDっぽい考え方の紹介。
いわゆる名言書。 -
一作目の内容を追従するだけで新しい発見がない。続編というよりも、スピンアウトした楽屋本とでもいうような内容。ただしメソッド自体は折り紙付き。
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「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」に引き続き読んでみたが、正直満足いく内容ではなかったです。
本書には、日常の仕事の中で、こんなケースがあるでしょ。こういうときこそGTDが有効なんだよ。っていうような内容が52項目書かれています。が、具体的な対応策とかGTDの活用方法が説明されているわけではなく、前書もしくは第5章に載っているGTDの実践方法どおりにしなさいというだけの話です。よって、特に目新しい内容はないです。GTDを導入したけれど、なぜかうまく機能しないと悩んでいる人なら読む価値はあるかもしれません。が、何かしら即効性のあるテクニック等を求めているのであれば前書を読むべきです。
本書の52項目は、もともとエッセイ(ニュースレター)として配信していたものをまとめたのものとのこと。読後にそれに気がついて、ああなるほどねと。確かにメールで1つのエッセイとしてきたらいい読み物かと思いますが、一冊の本としてまとめてしまうと、同じようなことの繰り返しに感じて苦痛です。(なにせ、結局は「GTDでしっかり取り組めば大丈夫」というところにしか行き着かない文章なので。)
というわけで、GTDの実践方法を求めている方は、「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読むべきです。
本書は、GTDに取り組んでいるけれど、なぜかうまく機能しないという人が、GTDの本来の意味などを再確認するために読むべきものかと思います。 -
1.ストレスから逃れるためにするべきこと
(1)頭の中のやり掛けの仕事を全部書き出して意識的に把握する
・日常的なことから長期的な目標まで全てを書き出す
(2)やり掛けの仕事に対して次にとるべき行動を決める
・やり方まで書く
(3)次にとるべき行動を信頼できるシステムで管理する
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2.生産性を向上させるためにためにすること
・あちこちに散らばった「やり掛けの仕事」を集めて処理する
・やるべきことをあらゆる視点かr観察する
・信頼できる枠組みを構築する
・柔軟かつ前向きな行動を日常的に実践する
3.必要なのは「もっと頑張る」ことではなく「規律あるアプローチ」
4.リストのレビューをしていない程度に比例して背負わなくてもよいストレスがどんどん増えてくる
5.頭に浮かんだことは何もかも書き込む。つぎにそれぞれについて実行すべきか自問する。
5.人生や仕事上のもろもろのことに的確に対処していくためには自分が今やっていることに対してしっかり集中しなければならないし、全体を把握し受け入れなければならない。
6.しっかり時間をとって全体像を把握しなければ、今の仕事を改善したり変えたりすることは難しい。
・あなたにとってのタスクは何か?タスクとはあなたが担当している仕事についていま取らなければならない行動のことを言う。
・あなたにとってプロジェクトとは何か?プロジェクトとはあなたが達成しようと決めた成果のこと
・あなたが責任を持っている分野は何か?職場や家庭での役割のこと
・あなたの仕事や私的なプロジェクトにはどのような変化があるか
・あなたの属するグループやあなたの職場、私生活にはどのような変化があるか
・何のために生きているのか
7.生産性を妨げるのは一度にたくさんのことをごちゃ混ぜにしていっぺんにやろうとすること
8.ワークフロー管理とは「収集、検討、整理、見直し、行動」
9.目の前の仕事はすぐ片付ける癖をつける
10.生産性を下げるのは「重要だけど緊急でない仕事」
11.仕事の優先順位をつけるのは間違い
12.やり掛けの仕事はすべて書き出して進めるための行動を常に把握する
13.本当にやるべきことを把握していない状態で有線順位を定めることは本当にやるべきことから逃げていることと同じ
14.心のメモリ空間を開放するのには全て書き出すこと
15.自分が気になっていることを全て書き出してそれについて考えて、次にとるべき行動を決定し、実効してレビューする
16.自分の全てを紙の上にさらけ出した人はすばらしい解放感を得ることができる
17.毎週かならず「やるべきこと」をレビューする機会があると分かっていれば、次の機会までまるまる一週間のあいだ「やるべきこと」について全く考えなくてよいという解放感を味わえる
18.リストの項目を達成する本当の目的はやり掛けの仕事を片付けることによって、本当にやりたいことのために集中力と創造的なエネルギーを100%使えるようになる -
仕事の複雑化→終わりが不明確
①やりかけの仕事をすべて書き出す。
②次にとるべき行動を決める。
③システムで管理。週次レビュー。
生産性を高めるためには頭の中も整理されていること。すっきりした頭が必要。
アイデアが浮かんだ時にすぐにメモできるようにしておくこと。
自分の目的・ゴールを明確にしておくこと。→やるべきことがわかる。 -
全1冊