- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576061849
感想・レビュー・書評
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とても読みやすく書かれていたが・・あっさり読めてしまった分、頭から抜けていくのも早そうなので、本当なら引き続き関心のある分野に絞って、もう少ししっかりと書かれた本も読むべきなのだと思う。
元々ブログの内容を書籍化したようだが(本著では飲茶というハンドルネームを使用)、本来であれば本名を公開し、内容の妥当性についてしっかりと責任を負う姿勢を示してほしかった(”哲学”の専門家ではないようなので、無理だったのでしょうが)。
とは言え、すらりと面白く読めたのも事実(前半も良かったけど、最終章「もっと哲学的な何か」が一番面白かったかな)。「ボク」という意識の正体は一体何なのか??考えれば考えるほど、分からない(そんなに考えてないけど。高校生の時なら、もっと真剣に考えたかもしれない)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
科学の難しい理論を題材としていますが、語り口がざっくりとわかりやすく、最終的には哲学的に考えていく様子がとてもおもしろいです。
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2013年7月12日読了。Webサイトが面白かったので読んでみた。不確定性原理から数学・科学の厳密性を揺さぶり、量子力学における「確率でしか状態を予測できない」点から世界に対する常識を揺さぶり、「哲学的ゾンビ」の思考実験から「我思うゆえに我あり」の哲学を揺さぶる・・・。出会うものすべてに新鮮に驚く幼児期を過ぎても、世界はこれほど面白い時間つぶしで溢れているのだな・・・!基本的にWeb記事をそのまま書籍にした体裁なのだが、やはりWebと本では「読み応え」が違ってくる、気がする。改行が多いのでサクサク読み進められるし。「続きは書籍で」の絶妙の引きで締められていた「どこでもドア問題」のオチがイマイチの気もするのが玉に瑕とも思うが。
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多世界解釈などの話をかなりわかりやすく一般向けに書いてあるのが良かったです。高校生なんかが読むと非常に効果大なのではと思います。
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この本やばい!
おもしろすぎ!!
本来、難解なはずである哲学的な話題を
すごいわかりやすい文体で書いてある。
きっと書かれていることは哲学の表面的な部分だけなのだろうけど、
それでもこれを読むことによっていろいろと思考することができる。
もっと知りたければより詳しい本を読めばいい。
哲学の入門書はたくさんあるけど、
たぶんこの本を読むのが一番哲学に対する興味が深まると思う。 -
初学,入門としての機能は備えている。
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哲学入門としてお勧めされ読んでみました。
ドラえもんが出てきて読みやすかったです。哲学的な考えに初めて触れたと思います。実験や法則で立証された科学の方がわかりやすいです。。。 -
シュレディンガーの猫
量子力学
2重スリット実験
電子は波か粒子か
科学と哲学 -
はい来ました
個人的大ヒットです
難しい言葉を一切使わずに
「シュレディンガーの猫」
「クオリア」
「平行世界」
など様々な『哲学』の概念から
「どこでもドアから出てきた『自分』は元のままの『自分』か?」
「脳を半分に割ってなおかつ生きているとしたら『この私』の意識はどこ?」
など想像力を掻き立てられる話題まで
もうときめきますわ
一番気に入ったのは
物質ってなに?の項ですね
この世界スゲェ