日本橋物語―蜻蛉屋お瑛 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576070377

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    “遠い所へ行く、当分は戻れない”それが十五両の大金で、帯と反物を買った貧しい身形の職人の言葉だった。土一升金一升と言われる日本橋で染色工芸店の蜻蛉屋こと人呼んでとんぼ屋を営むお瑛は、商品を渡す時、瞬間その意味を訝しんだが…。情理をわきまえた才色兼備の女将と評されるお瑛は、二十九歳になる出戻りだったが、事件は客からもたらされる事になった…。文壇女流の実力派、歴史推理の鬼才が挑む、心にしみる本格時代推理。

    平成30年3月1日~4日

  • 2007年3月刊。文庫書下ろし。6話の連作短編。10作めが出ていて、なお、続いている話なので読んでみました。うーん。どうなんだろう。夢中になるほどの面白さは、無いものの、それなりの面白さは、あります。次を読んでみます。

  • 日本橋で染色工芸店の蜻蛉屋を営むお瑛が出会う人情話に捕り物話、怪談話に気になるあの人の話、続きが気になる次の話は何話!? 
    《悪いけどうちは「とんぼ」なんて下世話な名前じゃないの。「かげろう」と読んでちょうだい。》

  • L 1 日本橋物語
    特にしっとり感もなく、騒ぎに巻き込まれるだけのお瑛。今後に期待。

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著者プロフィール

奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』
で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミ
ステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品
を精力的に発表し、代表作に『日本橋物語』(全10巻)、『箱館奉行所始末』(全5巻)『時雨橋あじさい亭』(全3巻)ともに小社刊。

「2022年 『満天の星 柳橋ものがたり9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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