しあわせにできる (12) (二見シャレード文庫 た 1-35)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576070605

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。
    藪内の会社に入ることを決めた久遠寺は正式に会社に辞表を提出する。一緒に手伝って欲しいと言われた本田は迷い、まゆりの助言を経て自分の気持ちに気付いて。
    本田は久遠寺に対する溢れ出す抑えきれない思いを周囲の人々が完全に気付く前に久遠寺が辞職するのはちょうどよい機会なのかもと思い。


    やぁ、12巻まで長かったです〜。
    最後の最後にタイトルの「しあわせにできる」の意味が分かりました。それまで“誰が?”“誰を?”“何を?”しあわせにできるのか?と思って読み続けていたのですが。
    「お前みたいな男をしあわせにできるのは、俺しかいない」という本田の言葉だったんですね〜。
    久遠寺が本田に「愛してる」と告げるHシーンなど、なかなか良かったです。

    書き下ろしは各務視線の久遠寺と東郷の送別会計画について。落合とどうにかなるのかなぁ。

  • ★3.5
    読了日:? 出版日:04/2007

  • 【あらすじ:本田の仲介によってかつての共同経営者・藪内と和解した久遠寺は、余命いくばくもない彼から会社を引き継ぐべく日芳退社を決意する。一緒に新しい会社で働こうという久遠寺の言葉に、本田の心は揺れる。想いが徐々に身の内から溢れ、言葉や態度に表れてゆくことへのおそれ、職場が離れすれ違いが増えていくことへの不安…。一方、久遠寺の退社を知った3課の面々は情報収集に躍起。東郷の意外な行き先も決まり、プロジェクト2課と合同の送別会へと話題は流れていく。少しずつ、それぞれの道が分かれていく仲間たち。久遠寺と本田もまた、二人で歩む人生を誓い合う──。シリーズ最終巻。
    番外編は本田の早とちりも微笑ましい送別会幹事奮闘記『しあわせ三角また来て四角』。 】

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著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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