残月の剣―無茶の勘兵衛日月録〈3〉 (二見時代小説文庫) (二見時代小説文庫 あ 1-3)
- 二見書房 (2007年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576070674
感想・レビュー・書評
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L 無茶の勘兵衛日月録3
勘兵衛の弟、藤次郎が江戸へ。大和郡山藩に士官で日高さんと共に大和郡山へ旅立ち。兄弟共演はほんのちょっと。
勘兵衛は松田の配下になってお耳役に。どうやらこのお役目が長く続く模様。
自分の藩ではなく前福井藩主の隠し子権蔵がらみが本筋の話。まだ続きそう。
最後、勘兵衛危機一髪でついでに小夜で✖️✖️。
何人か候補はいるが本命は園枝なんだな。
園枝の兄、七之丞と若殿の小姓頭伊波利三はほとんど名前だけの登場。
ここへきて江戸の知り合いが増えてかなり大変になってきたよ。そういえば前巻で打ち取り逃した人がいたはずだけど。存在すら出ず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第三弾
今回は福井藩の内紛まで絡んできて本当に厄介。
面白いのだが今後、間を空けて続編を読んでいくと思い出しながらゆっくりとした読み方になるか。
まあ、今回はお小夜との勘兵衛の童貞消失くらいにしておこうか。
幼馴染の園枝、千束屋の娘おしず、女性の名の方が覚えやすい、少ないせいもあるが -
「武士は働くために食う。 食うために働くものではない」と父孫兵衛に厳しく教えられて成長した「無茶勘」こと落合勘兵衛、
藩政に翻弄されながらも文武鍛錬しながら成長していくストーリーです。
「3」まで読みましたが終わったわけではありません、まだこのシリーズは長く続きそうです。
時代小説、今ブームなんでしょうか、
佐伯泰英さん人気ですよね、私はまだ読んだことがないのですがNHKの『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』はおもしろかったです。
佐藤浩一さんの「風の果て」(藤沢周平)も始まりましたね、
時代小説の書き手は、女性もたくさん出てきて楽しみです。まだまだ探す楽しみがありそうです!