- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576072098
感想・レビュー・書評
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私が読んだ海野さん2作目。
ものすごく怪談や霊やおばけが大嫌いな攻めと怪談をして怖がる顔を見てストレス発散している受けの話。
公園で毎週のように子供を集めて怖い話をして、その子供達の怖がる顔を見て会社のストレスを発散していると、木の影で失神している会社の後輩を見つける。そのまま捨て置くことも出来ずに重い男を自宅アパートまで引きずるように連れ帰って話を聞くと極端な怖がりだという。
それまで出来すぎる新人に先輩として立つ瀬が無かった受けはこれ幸いと怪談話を始め…。
攻めに対する気持ちを自覚して、二人がくっつくまでがあっさりしていて、もう一捻りしてくれたら物語に深みが増えたのではないかとちょっと物足りない。
受けが自分の気持ち(恋情)と出来すぎる後輩への嫉妬心でキリキリする切なさをもっと掘り下げてほしかったかな。これだと切ない系にもならない。
そして125頁という分量の少なさはなんですかね?てっきりその後の二人の書き下ろし掌篇があるかと思うほどの少なさ。読みたり無かった。
絵師さんも私は初めて。ショタっぽく感じる絵柄でリーマンものには全く合わないと感じた。
CDは近藤隆さん×遊佐さんだそうだけど、攻めの声は羽多野さんの声が聞こえて来ました。 -
あらすじ読んで正直不安だったけど、読んでみたらおもしろかったです♪
お仕事のお話がしっかりしてるのがツボでした。 -
★2.5。年下わんことクール受の組み合わせは好きなので読んでたんですが、後半に受が自覚して積極的になる流れが性急に感じてしまいました。ラブいシーンもほとんど怪談ネタ絡みなので、面白いとは思いつつ萌えは少なかったです。属性としても私はヘタレ攻×誘い受よりがっつきワンコ×ほだされ受くらいが好みかも。
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怪談をテーマにつながるふたりがおもしろかったです。
ヘタレ攻めが健気。
振り回しつつ振り回されつつ。 -
頭の中で絵として場面を想像しやすく、怪談と情景描写が上手く合わさっていた。坂木の怯えっぷりが可愛くて可愛くて……これは苛めたくなるなあ。
とてもお似合いの二人で楽しめました。
欲を言えば、遠距離となった二人のその後も読みたかったですね。 -
怖がり×怪談大好きなリーマンもの。
可愛い話だったw結構好きな感じなんだけど
このレーベルっていつも薄いよね・・・w
くっついてからの話も読みたかったな~