愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫) (二見シャレード文庫 た 2-11)

著者 : 高遠琉加

• 二見書房 (2008年2月28日発売)

感想・レビュー・書評

[me-yumさんの感想 · 2013年11月2日]

大好きです！！
雇われシェフ×支配人です。
俺様×薄幸美人？かも。

フレンチレストランが舞台のお仕事ＢＬですが、設定もしっかりしていて大満足。フレンチに興味が出てきます。
レストランの支配人のくせに食に興味のない受にイライラする攻が、知れば知る程受をほおっておけなくなる王道パターンがまた・・・上手い。
またこの攻が甘くない。
いじめっこです。
人として強い攻に対等であれと追いつめられる受が不憫にも思えますが、決して間違ったこと言ってないしね。
1巻のこちらではまだお仕事メインですが、イッキに3巻までよんでほしいです。
全3巻で、ちょっと怖いがなぜか自他共に認めるモテる攻が、大嫌いだった受にだんだんと溺れて弱って最後にはおねだりする様はなんともまあ、ドキドキしました♥
高遠さんの作品で一番好きな作品です♪

[kanaki555さんの感想 · 2018年4月17日]

これ！！！すごくすき！！！お仕事びーえるも好き、強がってるくせに脆い受けもすき、誤解されて受けが攻めに嫌われるところからスタートするびーえるだいすき。

[banri08さんの感想 · 2015年12月17日]

フレンチシェフ・久我×ディレクトール・理人。普通にフレンチストランの再生物語としても楽しめるし、久我と理人の緊張感の中にある人間模様も楽しめる。傷つきやすい繊細な心を守るように、強気で傲慢な堅い殻を被る理人…　久我もそんな理人を知るうちにどんな変化が現れていくのか、まだまだBL未満な2人ですが目が離せないです。また回りのスタッフも魅力的な人物ばかりで、個人的に叶本部長とメートルの坊宮さんがお気に入り!!　パティシエ・一の番外編も面白かったです。

[ハムコさんの感想 · 2015年3月15日]

フレンチレストランのシェフと支配人の話。
１巻なのでまだ恋愛には至っておらず、
ひたすらレストランの仕事の事や
人間関係の事でしたが、面白かったです。
ずっとぶつかり合っていた二人が
ほんのちょっと分かり合ってきたところで
終わったのですが、最後の方はずっとニヤニヤしてました。
理人は可哀想な人みたいだから幸せになって欲しいと思います。
書き下ろしはパティシエの家の話だったのですが、
これも面白かったけど、これ、先生と出来てると
認定してもいいのだろうか・・・。
そんな目で見たら怒られそうないいお話でした。
と言うわけで、エロは全然なかったけど、次巻以降に期待です。

[ほじさんの感想 · 2013年9月5日]

休業中のレストラン、食に全く関心のない支配人、暴力シェフに少年院帰りのパティシエ、もと引きこもりのギャルソン（見習い）……。
大丈夫なのかよ！？このレストランｗｗｗｗ。
こんだけクセのある登場人物がてんこ盛りなのに話がすんなり頭に入るあたり、やっぱうまいんだよなぁ。
レストランシリーズの１巻。導入編だからちょっと散漫な感じは受けるけど次巻がとても気になる。

[誠香さんの感想 · 2013年1月26日]

終盤にかけて、ぐいぐい引き込まれました＾＾
理人に感情移入して涙が止まりませんでした。

続編前提、完結しない物語。BL小説だと少数派な気がしますが、とってもよかったです。

[naoさんの感想 · 2013年1月8日]

腕の良い若手シェフを引き抜くお話です。もう、ぐいぐいと引き込まれて、泣いたり萌えたり…続きをすぐに読みたくなります(ｴﾛﾅｼだけどイイ)

[bgさんの感想 · 2012年12月13日]

最後のディレクトールが非常にかわいいです。

[yuzukonさんの感想 · 2012年10月19日]

続きものの1巻目。
もう何度も何度も読み返してなかなか先へ進めない(^^;;

登場シーンで傲慢で冷たく見えた理人ですが、少しずつそれだけではないことが見えてきます。
そしてそんな理人にまっすぐに切り込んで行く修司。

修司がレストランを辞めると言い出した後の理人の心理描写にとても胸を突かれました。
そして理人が修司に語った過去がとても痛ましくて、一気に理人に惹かれました。
その後の追い詰められた理人が修司を必死で引き止めようとするシーンにめちゃくちゃ萌えました。キスしかしてないのに。
とても丁寧に描かれたお話だからでしょうね。
まだふたりとも意識したかしてないかくらいだけど、先がとても期待できる展開で楽しみです。

[びーえるメモ用＠ネタバレ注意さんの感想 · 2012年10月1日]

★4.0。まるでレストランを舞台にした月9ドラマを見ているようで…凄い。
エンターテイメントとして読む手が止まらなかった。

クールな鉄面皮の下に大きな傷と脆さを隠した受の過去が攻に語られて明らかになるシーンはゾクゾクしました。
受の本当の姿を攻が知って、反発から転じ、犬猿の仲だった二人に愛が生まれるパターンが好きなので、先の展開が楽しみになりました。
他のキャラも面白いキャラばかりで愛着が湧いてしまう。

ただ、BL以外の要素が骨太過ぎて、萌え的にはそこまでじゃなかったりして。