八王子姫 (二見シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 176
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576080888

感想・レビュー・書評

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  • 共依存の姉弟が恋を覚えてそこから脱却する話。
    個人的にS行為するキャラが苦手なのでそこ以外はとても好き。

  • 姉のストレス解消であるごってりロリータ服を着せられる
    受けが、姉へのコンプレックス多すぎで、内省ぐたぐた文が読むに耐えずページ飛ばす。
    バイト先上司が、女装ロリータ姿に一目ぼれっていうのもなんかノレない。

    姉の虐げられたセクシュアルアイデンティティ復権の件、要らない。だいすきな海野先生だけど、人外もの除きだいたい好きだけど、これは大ハズレ。

  • 幸彦が千里に依存した理由がちゃんと描かれていて、ただの女装コスプレもので終わってないところがよかった。樋崎さんが一途に変態なところももちろんよかったw姫扱いのところは吹きましたけどね

  • 男勝りな姉のストレス発散の趣味は弟の幸彦をロリータ服を着せること。姉に逆らえない幸彦はその格好で八王子の街を歩かされることに。知り合いに会いませんように。そう願う気持ちとは裏腹にバイト先の社員である奥田と樋崎に会ってしまう。
    普段は秋葉原にいそうなオタクな感じの樋崎が、ロリータ服を着た幸彦を本当の女の子と勘違いし、驚くほどキザな、でもストレートな台詞で告白してきて・・・。
    いや、樋崎かなりクサいですけど!でもなんかキュンとするんだよね~。ちょっとSな感じで、困ったり照れてる幸彦を見てニヤけてるんだけどそれもまたいい。
    結構純情でかわいい話でありながら、後半とかは幸彦とか姉の気持ちの深いところまで描写してあって、それでこう難しい性格になって、それを理解してちゃんと好きなんだなーという気持ちが伝わってきます。

  • BLで女装もの?ってあんま好きじゃないんだけどコレはまあまあ。ただ挿絵がどうも話に合ってない気がする。あとタイトルもちょっと惹かれない。

  • 名作です。笑えるし、きゅんもある。すばらしい。イラストもあっていて、盛り上がります。ツボです。

  • 良かったです。樋崎のユキちゃん好きっぷりが見ていて面白かった。
    それがうまく幸彦への愛にシフトされていったというか、違和感なく読めました。
    千里姉さん格好良かった……。

  • 恋をすると、その人のために変われる。
    たとえ、それが嘘だとしても。
    その人のために、信じてあげてしまうんだ。

  • 女装モノとしてのスタンダードは押さえてありました。結構重めのテーマがさら~っと流されてて、これでいいのかなと思ったり思わなかったり…幸せそうなので解決なのでしょうか。同じような悩みを抱えている人が読んだらちょっとモヤッとするかもしれません。 攻めのキャラが面白いけど若干掴みづらかったのが残念です。

  • 後半、想像と違った方向へ(姉との関係部分)もっと、ドSっぷりを発揮してくれても良かったのに!とか思ったりw

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著者プロフィール

海野幸 Sachi Umino
身体がゴリゴリに固まっているのでストレッチポールを購入しました。
仰向けに寝転がると胸の辺りで『ぼきゃらっ!』という音がして、これは人体から発せられても大丈夫な音なのかと不安になります。

「2019年 『悪い男には裏がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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