悪の華にくちづけを (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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本棚登録 : 79
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576081359

感想・レビュー・書評

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  • けだもの侯爵 × 知的美女

    なんて出来たヒロイン!
    骨董品のことも、世の中のことも、子どものことも、男のことも、よーーくわかっていらっしゃる。
    でも決して出しゃばらず、ヒーローをサポートする姿はすばらしいの一言。
    人として、理想です。
    それに比べてしまうとヒーローの魅力がいまひとつ伝わってこない。
    しいて言うなら性的魅力?

  • 2日間で一気読みした。初めて読む作家さんだけど、こういう作風なのかな?ことごとく意外性だらけの展開で面白かった。ヒロインの賢さと度胸もいい。好きなタイプ。ツンかと思ったらデレっぱなしで、なんか笑っちゃ テンポも良くて飽きずに最後まで読めたし、楽しめた〜

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    両親に早く先立たれ、弟や従兄弟たちに囲まれて育ったジェシカは男勝りの性格で、27歳という年齢とその美貎にもかかわらず、まるで結婚に興味がなかった。そんなおり、パリで暮らす弟のバーティが、悪名高い資産家、デイン侯爵のもとで酒と賭博に溺れているとの知らせがはいる。弟を連れ戻すためパリに乗りこむジェシカ。しかし、目の前に現われたデインは、予想に反し情熱的な黒い瞳と鍛えあげた体躯をもつ魅力あふれる男だった…ロマンス史上に燦然と輝く金字塔!1996年のRITA賞(ショート・ヒストリカル部門)を受賞。

  • 愛を知らずに育った子供がやがてひねた大人に成長して女性と出逢い、反発しながらも幸せを掴む、というものすごく大まかにいうとそんな内容。キャラがそれぞれ魅力的で飽きさせないストーリーなので一気に読めた。ラストかっちりと収まる感じが良く、脇役もちゃんと掬い上げているので後読感も良かった。

  • 酸いも甘いも噛み分けた女神のようなヒロインに、悪徳の権化のようなヒーローが翻弄される。RITA賞やロマンス小説の読者投票の一位を何度も取ったというだけあって、テンプレ感の薄いストーリーが楽しい。ヒーローは他の人が見るといかにも悪役面らしいんだけど、ヒロイン視線では素敵らしいので問題なし。
    ヒロインの出来の悪い弟が、ヒーローが(本人的には)ヒロインを誘惑している現場にやってきて「もう姉ちゃん僕の友達をメロメロにするのやめてってば、猫が遊びで狩りするみたいに」と、ヒーローの努力を踏みつけてネズミと同列に並べたりするのが楽しかったな。
    嫌な奴も何人か出てくるけど、その解決法が気が利いていた。

  • 放蕩生活三昧の弟を正すためパリにやってきたヒロイン。バカな弟の師匠のようなヒーロー。とても有能な策士でもある彼女の祖母がまた素敵なのだ。アドバイスが「彼を釣り上げなさい」だよ。彼に立ち向かってくヒロインの姿がかっこいい。ユーモアある会話のやり取りもよかったね。

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