悪の華にくちづけを (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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本棚登録 : 79
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576081359

感想・レビュー・書評

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  • h/hについては言うまでもありませんので…それよりバーティです ヒロインのデブでアホな弟バーティ ここまで、バカだともう憎めない しっかり者の姉がいないフランスでちゃんとやっていけるのか これから祖母の恋人の公爵が面倒みてくれるらしいが大丈夫か 変な女に引っかかってないか? バーティがドミニクと初対面した時の彼の反応は? 後半バーディ全然出てこないのが残念 バーティの行く末が気になる ぜひ、バーティでスピンオフを熱く所望します

  • 悪の権化 デイン侯爵 x ハイミス設定 ジェシカ
    再読必至の傑作。 訳も品が良く秀逸。 
    ロマンス小説としてある意味最高峰。
    結論は「蓼食う虫も好き好き」&「男性は永遠の3歳児」

  • 人気の高いロマンス小説を読んでみました。
    ヒストリカル・ロマンスが好きなら、ぜひ。

    1793年にデイン侯爵は病で妻子を失い、翌年、イタリア人貴族の娘と結婚して周囲を驚かせた。
    年若い花嫁は美しかったが、イギリスの暮らしになじめず、ついに駆け落ち。
    残された幼い男の子セバスチャンは、父親に似ない自分を醜いと感じて育った。パブリック・スクールでもいじめられるが?
    この導入部はやや暗いですが~後の展開はきびきびしていて、じつに楽しいです。

    1828年3月のパリ。
    ジェシカ・トレントは27歳。
    準男爵の長女というレディだが、両親を早く亡くし、弟のバーティと従弟たちに囲まれて、世話をしながら育った。
    絹のような黒髪の美人だがそのことをあまり意識せず、結婚も望んでいない。骨董品やアクセサリーなどの店を出したいと考えていた。
    祖母のジュネヴィーヴはいまだに美しく、自由なタイプ。共にパリに来てすぐに魔性の女ぶりを発揮して人気を集めている。

    ジェシカがパリに来たのは、弟のバーティが評判の悪いデイン侯爵に憧れて、身を持ち崩しそうになっていると聞いたから。
    デイン侯爵ほどの財産もないのに、同じような放蕩ぶりなのだ。
    悪の親玉のように考えていたデインは、大柄で色黒でがっちりしているが、思いの外ハンサム。
    しかし、デインは女性不信で、娼婦としか付き合わない男だった。
    ジェシカとデインは互いに反発しながらも、惹かれていく。

    ジェシカの評判を傷つけたデインを、ジェシカは銃で撃ってしまう。
    ピストルの腕前は、従弟達の誰よりも上という女性。
    デインの悪友達の思惑や、かって付き合った娼婦との間に生まれた子供など、様々な要素が絡んできます。
    ジェシカは気丈で理知的で、やや世間知らずではあるが、あたたかい心を秘め、子どもの扱いも巧み。
    デインが誘惑するというよりも、いつの間にか誘惑されているのが面白い。
    弟のバーティがばかなのは、この姉にショックを与えられてきたからだと突如デインが悟ったり。

    描写が全体にわたって適度に細やかで、ロマンスもツボを押さえつつ、通り一遍でないところがいいですね。
    ユニークな状況もわかりやすい。
    1996年度ロマンス小説のRITA賞で、ベスト・ショート・ヒストリカル部門を受賞。
    ロマンス小説の「オールタイム・ベスト100」の人気投票で、3回連続1位をとったこともあるので、金字塔といわれています。

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