満天星 (二見シャレード文庫)

著者 : 神江真凪

• 二見書房 (2008年9月22日発売)

感想・レビュー・書評

[りえぴょんさんの感想 · 2022年8月10日]

神江さん二冊目。風景描写などの文章がやはり綺麗で好きだなと思った。この前読んだ本の時と同じで、やたらういういしくてすぐ顔を赤くする受け。かわいいとは思うのだけど、ふと考えるとこの話はBLである必要あるのかなと思ってしまう。男女間の話をBLに当てはめてみました感を感じてしまった。受けの性格がやたら女っぽく感じてしまったからかなあ。この画家さんのイラスト、美しくてステキです。

[｛ 雨さんの感想 · 2015年11月8日]

星2.8。ラノベではなく一般文芸風味のＢＬが読みたい人向け。
いい話だしちゃんとまとまってる、絵も文も悪くないが、突出した何かは感じられない。

[amehurasiさんの感想 · 2015年7月24日]

2013年読了

[pompom123さんの感想 · 2013年3月14日]

図書室司書として働く天涯孤独な江上喬には、ずっと心の支えにしてきた小説があった。その著者である君塚映司を、そうとは知らずに年上の友人として慕っていた喬は、ある夜、酔ったはずみで彼に抱かれてしまう。
「初めて会ったときから、どんなことをしてもほしいと思った」――戸惑う喬に、これまでにない強引さで脅すように付き合うことを強要してくる君塚。やがて彼の真摯な優しさに身も心も惹かれるようになる喬だが、君塚の執着の秘密を知り――。
出版社より

[誠香さんの感想 · 2013年1月17日]

身代わりもの、という点でストーリー的にはよくあるお話。

「こうだろうなー」と思った通りに展開していくのは否めませんでしたが、最後まで飽きずに読めたのは作者さんの文章力によるところでしょうか…。

「始めは身代わりのつもりだったが、いつの間にかその人を好きになってた」という恋愛が好き、もしくは許せる人ならば読んでみる価値はあると思います＾＾

[fishingbearさんの感想 · 2012年2月4日]

何かあるとは思ってたけど「やられた」って思った。読み終わってすぐまた読み返した本！

[touhaさんの感想 · 2011年3月6日]

★３.５
君塚が喬に執着する理由、亡くなった彼に似てるからなのかなと思ってましたが、やっぱりその通りだった…(声が似てるということだったけど)。結局二人はうまいこといったけど、きっかけがそれって喬が知った時の辛さがもう；読んでてすっごいせつなかったです；；後半、君塚が喬あてに書いたラブレター辺りはグッときました。きっかけはひどかったけど、喬が幸せそうならそれが何よりです。喬の控えめでいじらしいところとか、すっごいツボでした！神崎さんもいいキャラしてて好きでした。

[rodorigesuさんの感想 · 2010年5月14日]

表紙の雰囲気に惹かれ買う。当たりでした。
一つの絵が出てくる。

ｂｌなんだけど使い古されていないテーマな感じがして、
描かれ方が違うのかな？
また新しい物に出逢ったかんじ。
４というより、３．５を押したい。

[tresmildiasさんの感想 · 2010年1月17日]

【あらすじ】
図書室司書として働く天涯孤独な江上喬には、ずっと心の支えにしてきた小説があった。その著者である君塚映司を、そうとは知らずに年上の友人として慕っていた喬は、ある夜、酔ったはずみで彼に抱かれてしまう。「初めて会ったときから、どんなことをしてもほしいと思った」―戸惑う喬に、これまでにない強引さで脅すようにつき合うことを強要してくる君塚。やがて彼の真摯な優しさに身も心も惹かれるようになる喬だが、君塚の執着の秘密を知り―。

【感想】

[aiaruさんの感想 · 2008年11月16日]

星３.５。「始まりは身代わり」設定を受け入れられるかどうかで、このお話の評価は変わってくると思います。私は抵抗ある派なので、ちょっと辛目の採点です。相手が見てるのは実は自分じゃないって、残酷すぎます。（渡辺真知子の『ブルー』聞いても泣いちゃいますから。年がバレる・笑）
攻めが受けを単なる身代わりと思えなくなっていく過程を、もっとドラマティックに描いて欲しかった。そうでもないと「身代わり」設定に納得し切れません。
本作で３冊目とのことですが、表現力、文章力の面では秀でたものを感じました。今後が楽しみです。