はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576082110

感想・レビュー・書評

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  • GTDの入門書にして原典。
    時々読み返して、自分のGTDシステムが指針どおりに構築されているかどうか確認したい。

  • ようやく購入。GDTの決定版というかまとめ本。新しい部分は、ビジネスでチームワークでやろうという部分が新しいか。2007年からこのGDTに基づいて、だいたいやっているが、改めて忘れていることなどを確認。また定期的に読み返そう。

  • 1.「気になること」をすべて書き出す
    2.「気になること」の求めるべき結果と次の行動を決める
    3. とるべき行動を管理する

    この方法が述べられている。
    わかりやすかったけど、これだけだとなかなか実践できなさそう。。。


    〜 気になったキーワード 〜

    ○ナチュラル・プランニングモデル

    1.目的と価値観を見極める
    2.結果をイメージする
    3.ブレインストーミングする
    4.思考を整理する
    5.次にとるべき行動を判断する

    ○引き出し(キャビネ)の中身が4分3以上にならないようにする

    あまり使わないものは、別の場所に保管してもよい

    ○済んでないことのリストを書き出す
    ・やりかけプロジェクト
    ・着手すべきプロジェクト
    ・責任を負っていること、約束していること
    ・連絡、執筆、相談
    ・プランニング、組織化
    ・銀行、管理、顧客、マーケティング、販促
    ・行事、見聞をひろげるために
    ・教育、研修、リサーチ
    ・健康、娯楽、地元

    ○行動リマインダー(メーラー)

    @読む/評価
    @連絡待ち

    ○週次レビューをせよ
    ・メモのチェック
    ・カレンダーのチェック(過去、未来)
    ・頭の中にあるものを出す
    ・次にとるべき行動のリストレビュー
    ・連絡待ちリストのレビュー
    ・いつかやる/たぶんやるリストのレビュー

    ○6つのレベルで仕事をレビューする
    高度 5000メートル 人生
    高度 4000メートル 3〜5年度の構想
    高度 3000メートル 1〜2年後の目標
    高度 2000メートル 責任を負っていること
    高度 1000メートル 現在のプロジェクト
    高度 0メートル 現在の行動

    ○ボトムアップで計画する

    ボトムアップがうまくいく最大の理由は、
    自分にとって意義ある目標や漠然とした
    将来像を考えやすい

  • 読んでる途中なのにワクワクが止まらない。

    読み終えた。もう一度じっくり読みたいが、
    図書館の期限で返却。
    次に読みたくなったら購入します。それだけ価値がある。

    ネットでGTDについてかじってた私だが、
    勘違いしていた部分にはっと気づかされた。
    収集って、タスクに限ったことじゃないのですね。

  • 今流行のGTD本
    すんごいユーザ数だ!!

  • GTD(Getting Things Done)とは、簡単にいえば「面前にある仕事を効率的に片付けるため、他のことはすべて書きだして忘れてしまおう」という考え方です。

    この考え方についてきちんとまとめられているウェブページ等があり、このウェブページを見て原書である本書を読んでみました
    が、ウェブページのまとめが優秀で、内容自体は特にこの本がなくても大丈夫でした
    一部、迷った場合などに参考となる例示がある点は良かったのですが、アメリカのビジネス書ですので、そんなに丁寧ではありません。

    実際にウェブページや本書を参考にやってみて、それなりには有効と感じました。

    【参考ページ】
    「はじめてのGTD」(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0606/27/news003.html
    「GTDまとめ」(http://bizmakoto.jp/bizid/gtd_index.html

  • lifehack

  • <第1章 基本>
    GTD
    ・やるべきことをすべて把握する
    ・あらゆるインプットに対してその場で対処する

    昨今の仕事は終わりが見えにくくなり、達成までのプロセスが複雑になっている

    やるべきことがうまく片づいていないことから生じるストレス、これがクリアできればさらに集中することができる

    やりかけの仕事は気になるのは
    ・求めている結果がはっきりしていない
    ・次に取るべき物理的な行動が定義されていない
    ・求めている結果や次に取るべき行動を
    ・適切なタイミングで思い出させてくれるリマインダーが設定されていない

    行動こそが管理すべきもの

    ボトムアップのアプローチが有効
    最も身近な、地に足のついた行動から始める方法だ。

    頭の中ではなく、頭の外の信頼できる通で、100パーセント管理している

    G TD
    1 「気になること」をすべて一か所に「収集」する。
    2 それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行う
    3 その「処理」の結果を「整理」する。
    4 それらの行動の選択肢を「レビュー」する。
    5 選んだ行動「実行」する。

    収集→処理→整理→レビュー→実行

     <収集>
    収集をうまくやるコツ
    1 すべての「気になること」をする頭の外に出し、収集システムに取り込む
    2 インボックスの数は必要最小限にする
    3 インボックスを定期的にカラにする

     <処理>
     これは何か、一見間抜けなようでとても重要な質問
     
     <行動>
     行動を起こす必要があるか
    1 現時点ではもう必要のないゴミ
    2 今やる必要はないが、いつか行動する必要が出てくるかもしれないもの(保留)
    3 後で必要になるかもしれない情報(資料)

    行動を起こす必要があるもの
    1 どのような結果を求めているか→プロジェクト
    2 次に取るべき具体的な行動は何か
     →2分以内 今すぐやる
     →2分以上 自分がやる?他人がやる?
     →2分以上かつ自分がやる 次に取るべき行動リスト、へ。しかるべきタイミングで見直せるようにする
     
     <整理>
     インボックス
     
     ゴミ
     保留:いつかやる、たぶんやる、備忘録
     資料:どう役に立つかわからないたアンテナにひっかかる
     
     プロジェクトリスト
     プロジェクトリストの参考資料
     次に取るべき行動のリスト
      カレンダー(特定の日付)
      連絡待ちのリスト
     
     プロジェクトそのものを実行することはできない。実行できるのはプロジェクトを達成するために取るべき具体的な高度のひとつひとつである。
     
     <レビュー>
     週に一度は、現在抱えているプロジェクトや「解決していないこと」を定期的に見直す必要がある
     
     <実行>
     あとは行動あるのみ

    <第2.3章>
     「水平的な視点」→気になることをどう行動に移していくか?
     「垂直的な視点」→より高いレベルから段階的にやるべきことをとらえ直しその結果を自分のシステムに組み込んでことになる。
     カジュアルな思考プロセス
     
    ・求めるべき結果を明確にし、その達成に近づくために次に取るべき具体的な行動を定義する
    ・それらを定期的にレビューするためのリマインダーを信頼できるシステムに組み入れる

    ナチュラルプランニングモデル
    1 目的と価値観を見極める
    2 結果を意味する
    3 ブレーンストーミングをする
    4 思考を整理する
    5 次に取るべき行動判断する

    <第4章>
    玄関に置いておく小枝
    頭が自動的に反応する仕組みをどう構築するか

    紙と3分間にらめっこして今一番来る期待しているプロジェクトについて考える→アイディアが役に立ちそうな場所に置いておく

    まずは時間を確保する
    一般的には二日まるまる確保するのが理想的だ。

    場所を確保する

    自宅にも拠点が必要
     自宅の作業空間にも手を抜かないでほしい。

    移動時間の作業空間
     すき間時間の活用

    ファイリングポイント
    手が届く場所に
    整理システムは一つに
    新しいフォルダをたくさん用意しておく
    引き出しの中は3/4以上にならないように
    ラベルライターでファイルに名前を付ける
    品質重視
    人に彼はパイルのを承知

    <第5章 収集>
    1 全体量の把握
    2 どこまでやれば終わりかというのがわかる
    3 必要なものがすべて1か所にあるとわかっていれば次のステップに安心して集中できる

     物理的に集める
    ・デスク
    ・床壁棚
    ・設備家具取り付け品
    ・その他の場所

    意識の大掃除

    <第6章>
    インボックスをからにする
    1 不要なものが処分される
    2 2分以内にできることを完了する
    3 人に任せられることが自分の手から離れる
    4 2個以上かかる行動のリマインダーが整理システムに組み込まれる

    処理の指針
    ・一番上の者から処理していく
    ・一度に1件ずつやる
    ・もどさない

    現在抱えているプロジェクトを知る

    <第7章 整理 最適な受け皿を用意する>
    基本カテゴリー
     プロジェクトリスト
     プロジェクトリストの参考資料
     次に取るべき行動のリスト
     カレンダー(特定の日付)
     連絡待ちのリスト
    保留:いつかやる、たぶんやる、備忘録
    資料:どう役に立つかわからないたアンテナにひっかかる

    行動リマインダーの基本カテゴリー/行動のリマインター
    @パソコン
    @買い物雑用
    @会社
    @自宅
    @連絡
    @読む評価

    良くないリマインターの特徴、次に取るべき行動が違うのに、似たようなものを適当に入れている

    プロジェクトリストのリマインダーを整理する
     やるべきことや実現したいと思っていることで、複数の行動しては必要なものは「プロジェクト」としてリストにまとめておこう。これは「カレンダー」や「連絡待ち」リスト、「次に取るべき行動」リストに記載された具体的な行動を、少し上の視点から眺めた「求めるべき結果」である。このリストを作って管理しておくことで、全体像がよりはっきり見えてくる。
     ここでは優先度や規模、緊急性などを考える必要はない。「解決していないこと」を並べたものになっていれば用は足りる。
     「Projectリスト」は、最低週一回行う「週次レビュー」においてその真価を発揮する。
     この週次レビューにおいて各プロジェクトの行動をステップが決まり行動の全体像を把握できるようになる。
     
     分厚い書類やパイルの束を「あとで何とかしよう」という状態のままにしてしまっている人が多い。しかしそうした状態では「次に取るべき行動」や「連絡待ち」等の具体的な行動が決まっていないことが多く、何となく手がつけにくい雰囲気を発し始める。そしてストレスのもとになってしまう。このような状態の人は、まずをするプロジェクトとみなし、「Projectリスト」に登録することだ。
     繰り返しになるが、こうした分厚い参考情報をそのままにするのではなく「次に取るべき行動」を見極めていリマインダーとして登録することはとても大事だ。
     
    将来の行動の項目をカレンダーに記入する
    検討してみたいProject、イベント、決断

    備忘録ファイルを作る
    43=31(日)+12(月)

    漠然としたアイディアもまとめてチェックリストにしておく

    普段から意識していおきたい漠然とした大きな目標、それも定期的にデビューする

    <第8章 レビュー>
    いつ何をチェックするか
    まずはカレンダーから
    次に取るべき行動リスト

    システム維持のカギを握るのは週次レビューである
    頭を再びからっぽにするための作業

    雑多な紙類を集める →インボックスに入れる
    処理を行う
    カレンダーのチェック過去・未来
    頭の中にあるものをおいだす
    「プロジェクトリスト」及び大きな目標のレビュー
    「次に取るべき行動」リストのレビュー
    「連絡待ち」リストのレビュー
    プロジェクト候補のチェックリストのレビュー
    「いつかやるたぶんやる」リストのレビュー
    「プロジェクトの参考情報」
    創造的かつ大胆に考える

    いつどこでレビューするか
    恵まれているなら金曜の就業時間2時間早めてレビュー
    ・その週のことをまだ覚えているのでレビューをスムーズに行うことができる
    ・週明けまで待たずに行動できる・
     
    <第9章 実行>
    1 その時の状況(→リマインダー)
    2 使える時間
    3 使えるエネルギー
    4 優先度 

     あなたが現在抱えているプロジェクトの中には、もっと具体化して細部を詰め、きちんと進めていきたいものがいくつかあるはずだ。この種のことがまだ完了していなければ、プランニングを前進させるために必要な次の行動を見極め、適切なリストに入れよう。
     ブレーンストーミング
     整理
     会議
     情報収集

  • ・知的労働においては作業は与えられるものではなく、自ら定義するものだ。(ドラッカー引用)
    ・時間の不足ではなく、プロジェクトの真の意味を理解しておらず次にとるべき行動がわからないことが問題。
    ・具体的なレベルで必要な行動を見極め、そのリマインダーをしかるべき場所に整理しておくことこそが、生産性を高めることにほかならない。

  • GTDに関しては、雑誌やWeb、ブログを随分読んだが、やはり書籍にまとまっていると分かりやすい。ステップを踏んで、基礎からGTDに取り組みたい人には最適。

    [private]以下注目点
    ・「事前に考慮された」選択肢から直感を信じて選ぶようにしている。P.40

    ・5つのステップ P.43
    1. 「気になること」すべてを1箇所に「収集」する。
    2. それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行う。
    3. その「処理」の結果を「整理」する。
    4. それらの行動の選択肢を「レビュー」する。
    5. 選んだ行動を「実行」する。

    ・ナチュラルプランニングモデル P.71
    1. 目的と価値観を見極める。
    2. 結果をイメージする。
    3. ブレインストーミングする。
    4. 思考を整理する。
    5. 次にとるべき行動を判断する。

    ・処理が完了した状態 P.126
    1. 不要なものが処分される。
    2. 2分以内にできることが完了する。
    3. 人に任せられることが自分の手から離れる。
    4. 2分以上かかる行動のリマインダーが整理システムに組み込まれる。

    ・処理の指針 P.129
    一番上のものから処理していく。
    一度に1件ずつやる。
    inboxに戻さない。

    ・必要なのは、内容を吟味し、どんな行動が必要かを判断することだけだ。P.130

    ・「次にとるべき行動」とは、現状を求めるべき結果に近づけるために必要な、目に見える物理的な行動である。P.137

    ・人に任せるときの物理的な行動 P.144
     ・メールを送る
     ・メモを書いて渡す。
     ・電話をかけて留守電を残す。
     ・今度会ったときに話すという予定をリストに加えておく。
     ・直接会って話すか電話で伝える。

    ・基本カテゴリーP.150
     ・プロジェクトリスト
     ・プロジェクトの参考情報
     ・カレンダーに記入する行動や情報
     ・次にとるべき行動 リスト
     ・連絡待ち リスト
     ・資料
     ・いつかやる/多分やる リスト

    ・カレンダーは「聖域」であり、その日に絶対やるべきこと以外を書いてはいけない。P.154

    ・根本的な問いかけ P.286
     この会議で出さなければならない結論はなにか?
     何のためにこの書類を書くのか?
     この仕事の適任者は誰か?
     このソフトで何をしたいのか?


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著者プロフィール

デビッド・アレン
生産性に関する考察で世界的な影響力を持つ権威。
ニューヨークライフ保険、世界銀行、フォード財団、L・Lビーン、米海軍などの相談役を務め、講演を行なう。
全米で個人や団体向けにワークショップを主催。デビッド・アレン社の会長。人材管理、幹部指導に35年以上の実績がある。
「ファーストカンパニー」「フォーチュン」「ロサンゼルスタイムズ」「ニューヨークタイムズ」「ウォールストリートジャーナル」など、多数の新聞雑誌で紹介。
本書は米国以外にも30カ国以上で出版されベストセラーとなっている。

「2015年 『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

デビッド・アレンの作品

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