ダ・ヴィンチが発明したロボット !

制作 : 松井 貴子 
  • 二見書房
4.60
  • (4)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576090771

作品紹介・あらすじ

謎めいたスケッチを徹底分析-完全復元に成功!「動くライオン」「自動車」「ロボット兵士」のからくり仕掛けを解明。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  マリオ・タッディ『ダ・ヴィンチが発明したロボット』を読みました。この本を見つけて、ちょうどいま放映中のアニメ「ルパン三世」でレオナルド・ダヴィンチが登場しているのを思い出し、手に取ってみました。

    #実用的分野への拡大
     レオナルド・ダヴィンチは実にさまざまな分野でその功績を遺しましたが、筆者らは工学におけるレオナルドの先駆性に注目し、手稿の数々からレオナルドが作ったであろうロボットを実際に再現することを試みます。レオナルドの先駆性は8ページの図表を見れば明らかです。時計やからくり人形といったロボット(自律的に動作をする装置)しかなかったところを、レオナルドは軍事・産業などの実用に利用する方法を考えていたことが分かります。

    #解釈
     本書でみてゆくロボットは、自動走行車に、走るライオン、ロボット兵士。これだけでもわくわくする本です。しかしそれには、手稿をどう解釈するか(そもそもそれは本人による記述か、どんな動作をするのか、大きさはどれぐらいか、用途はなにか)、そして実物として再現できるかどうかという難しさがあります。この点で、工学的な研究の面白さに触れることが出来る本でもあります。

    #ハイパーテキスト的手法
     僕が面白いと思ったのは、レオナルドは単純な機械の可能性を徹底的に追求し、またその組み合わせによって複雑なロボットを作り上げたということです。そしてそのレオナルドの研究成果が記された手稿は、決定的な設計図があるわけではなく、ほとんどが部分的な装置として記されています。筆者の言葉を借りればハイパーテキスト(ウェブ)的なのです。余談ですが、ロボット兵士構想の先には、ロボット兵士軍団構想もあったとかなかったとか。

     現存する5000枚の手稿のなかから断片と断片をつなぎ合わせ、推論し、実物として作り上げてゆくという試み。レオナルドという人物は今にも生き続けているのだという念を抱きました。

  • 所在:展示架
    資料ID:11300668
    請求記号:548.3||Ta16

    レオナルド・ダ・ヴィンチによる発明の歴史がフルカラーの図とともに詳しく解説されています。
    技術的な分析が多く、機械を扱う人にとってとても面白い内容だと思います。   M.K

  • ダ・ヴィンチが残した原稿から、動力や機械、自動走行車、機械仕掛けのライオン、そしてロボット兵士を再現した本。

    CGだけでなく、実物も制作している。今でも不思議が多くあるのがダ・ヴィンチである。

  • 細かいことは何もわからないけれど、わかったことが2つ。ダヴィンチはすごすぎるということとこの本が格好いいということ。

全5件中 1 - 5件を表示

マリオ・タッディの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シーナ・アイエン...
イアン・スチュア...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ダ・ヴィンチが発明したロボット !を本棚に登録しているひと

ツイートする