天使は涙を流さない(二見ザ・ミステリ・コレクションハ 7-19 ) (二見文庫 ハ 7-19 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576090832

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  • 言葉では表現できない
    美しい光。

    やわらかく澄みきった
    空気。

    そこに在るは完全なる
    平穏と喜び。

    臨死体験をした人たち
    が訪れているのは死後
    の世界なのか?

    もしも肉体を失った後
    も世界が続くのならば、

    肉体があるうちにしか
    出来ないことを考えて、

    後で後悔しないように
    しないといけませんね。

  • 殺し屋×マフィアの愛人
    ヒーローヒロインの第一印象が悪く不安なすべり出しにも関わらず、一気読み。コンテは饒舌ヒーローが多い中、超寡黙なヒーローにメロメロになってしまった。途中死後の世界云々意外な展開でえっ?そっち方向のお話になっちゃうの?と思いきや、最後にはきっちりまとめてさすがのリンダ師匠でした。

  • マフィアのボスの愛人として生きるドレア。
    お馬鹿な女のフリをしながら、宝石を蓄えていた。
    そんなある日、ボスのお抱え暗殺者がドレアを欲しいと言い出した…。


    サイモンはドレアが死を迎える前と後で、劇的ビフォーアフター系ヒーロー。
    最初にドレアを欲しいと言い出した時も、特にドレアにドラマティックに惹かれてた訳じゃなくて、「お馬鹿なフリしてるけど、そうじゃないな。興味深い」って感じだけで、ほぼ娼婦扱い。
    優しくしてあげました、女性として喜ばせてあげました…からって、娼婦扱いしてることに変わりはないので、好きになれない。

    それに、ドレアを追って事故で死んだ…ってことだけど、事故じゃなくない?あんなに迫って怯えさせなければ、スピード出すこともなかったでしょって思う。
    ところが、ドレアが死ぬ所を見守ったことで、何か人として大事なものがサイモンの中に蘇る。
    けど、ドレアの部屋で待ち伏せしたとき、あんなに死ぬほど怯えて必死でもがいてる相手におっ立ててるなんて、ド変態としか思えない(笑)
    こういうとこ、アメリカ人の感覚って変わってんなーと思う。
    どんな時でも、ヒーローはヒロインに欲望を感じてて欲しいんだろね。

    ドレアがこの世じゃないどっかの世界で、亡き息子と出逢った時は泣いてしまった。
    それと、その死の体験によって不思議な能力が芽生えたのも面白い。

    それで、ドレアがあの息子と同じ場所に逝くには、善い行いをしなければと考えたのはよく判る。
    でも、そういう話なのに、サイモンがラファエルを殺して決着をつけるのはいいんかね。
    FBIの二人も、「ラファエル死んでワッショーイ」みたいな感じだけど、わたしは死んで決着じゃなくて、牢屋にぶち込んで欲しかったけどね。
    まぁ、それじゃ何年後かにはまた判らないってのがあるんだろうけど。
    それでも「死んだらオッケー」な感じも、なんだかなぁと思ってしまうのだった。

    ☆は3つ。
    面白かったんだけどね。

  • 麻薬王情婦 * 殺し屋 不器用な二人がハッピーエンドなロマサス byスピリチュアル・リンダ

  • なぜにスピリチュアル?

  • ヒロインの賢さ&強さも良かったけど、
    ヒーローが格好良すぎ~!
    メロメロです。

  • マフィア愛人のヒロインと殺し屋のヒーローのお話。
    ヒロインの生き抜く力がすごい。自分を殺して周囲を騙しぬくしたたかさ。屋敷を抜け出すところの描写にドキドキした。
    中盤以降は少しぬるいかな。
    脇役のFBI捜査官が一場面さらった感あり。

  • クモの糸にならないように生まれ変わるチャンスをもらい
    必死で良い?生き方とは・・?と悩むアンディ。
    殺し屋を愛するのは良いこと?悪いこと??
    マフィアのボスを殺しても天国へいけるの??
    いろいろとかんがえさせられるけど・・
    まぁ、深くは考えないとしよう。
    ただ、幸薄い愛し合う二人が幸せになれるように思わず祈る。

    殺し屋の自分の思いに気付いてない愛の告白に泣ける・・。

  • 愛人というイメージを覆す性格は良かった。
    逃亡先での、ヒロインが活き活きとしていたシーンがいい。

  • 購入済み

    あらすじ
    (BOOKデータより)
    美貌とセックスを武器に、マフィアのボスの愛人としてしたたかに生きてきたドレア。頭の弱い女を完璧に演じきることで男を支配する、そんな人生も悪くはないはずだった。だがある日、暗殺者が依頼された仕事の報酬に、一度だけドレアを欲しいと要求してくる。逃れるすべもない、ふたりきりの四時間。そして彼女の胸には運命を一変するある決意が…。

    なぜ天使?と思っていたんですが
    やっぱりアメリカってベースがキリスト教なんだなぁと思った作品。
    だから天使。
    頭の弱い女のふりをして
    男を出し抜いて
    でも全部見抜いている男もいて。

    「本名」の威力ってすごいと思った作品。

    Death Angel by Linda Howard

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