甘い絶望の夜を捧げて (二見シャレード文庫 よ 2-1)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576091402

感想・レビュー・書評

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  • 何をしていても隆俊のことを第一に考える一葉。自分がどう思われるかなんて二の次になっていて、そのせいで大切にしている隆俊から誤解されることもあって、悲しくなる。言葉の足りない一葉と、素直になれない隆俊。長いすれ違いの時間は2人にとって寂しいものだっただろうと思う。今後は、お互いにちゃんと理解して進んでいけるといいな。

  • この作者のヤクザ物ってどうなんだろう?と思ったけれど、読んでみるとやはりこの作者だなあという内容で一安心。

  • 再読。幼馴染で受が美形ヤクザ。受ヤクザの一葉の子供時代が不憫で涙。それを「親、おかしい」と組につれてくる舎弟にまた涙。一葉は組のため、隆俊のため、と生きていくわけですが…。好きなんですよねぇ、こういうの。

  • ヤクザもの。つーか、話より扉絵が。オイ。
    幼なじみながら「組長の息子」と「組長に助けられた子供」の主従関係。
    組を継がず勘当された隆義はIT社長となり、一葉とは接点のない生活をしていたがある日一葉がボディガードとしてやってきた。
    次期組長の座についての争いが起こっており、隆義にも飛び火する可能性があるからだという。
    命を張って隆義を守るくせに思い通りにはならない一葉に隆義はキツク当たることしかできず・・・・

    うん、面白かったけどね。
    組同士の抗争のこととかはあんまりよくわからずに読んだけど、まぁ問題ないでしょ。
    結局素直になれないだけの独占欲の強いお坊ちゃまとゆーことで!!

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著者プロフィール

小説家。
小説家:洸らと共に、M企画祭り囃子編集部を主催。

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