ラブガードは終わらない (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100340

感想・レビュー・書評

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  • 話の流れと一人称に翻弄されながら、主人公が誰なのか分からずにワクワクと読みました。
    あんまり設定に好感を抱いていない方がいるみたいですが、私は大好きで素敵な文章でした。というか、東野素敵だよ、あのダンディなのが!!
    この続きを読んでみたいです。でも、脱字を発見しました。たぶん脱字。
    あぁ、甲山センセイね。これからどういうのが出るのかチェックをしなければ!楽しみです。

  • BLに夢見ている人にはお勧めできない、おっさんばかりが出てくる小説。45歳を中心に、55歳から下は20代が登場します。
    一番小説に含みを持たせて登場しているはずの一番の若手が一番印象薄いってどういうこと…。
    ハッピーエンドなはずなのに、別れてる予感がするのが面白かったところです。

  • (あらすじ)

    四十代半ばにして艶めく白肌と滴る色気。
    SAT時代に鍛え上げた筋肉質な身体にスーツを纏ったPPS警備会社
    特殊警護室室長の磯崎は、社長の東野と八年来の愛人関係にある。
    一方で仕事相手のヤクザ・辻とは情報と引き換えの
    爛れた情事を愉しむ日々。
    そんな磯崎のもとへ、新人SP的場が配属される。
    血気盛で若者らしい正義感に溢れる的場のふとした表情に、
    かつて自分を愛したために帰らぬ人となった男の姿が重なるが…。
    贖罪を求めながら、男に抱かれることでしか自分を罰せない
    美貌のSP磯崎に救いの日は訪れるのか―?


    (感想)
    若造(的場)を選んだのか…; ̄□ ̄)・・・
    というのが読み終わって1番に思った感想でしょうか?
    私としては東野もしくは辻、いやいやこれまで通りの2人まとめてで
    いって欲しかったというか(;^_^A
    絶対にオヤジ達のほうが磯崎には合ってるしーっ!


    内容的には警護どうのこうのというお話というより、
    磯崎とそれぞれの攻男達とのお話みたいな(私的にはね)

    せっかく両想いになったと思った相手が自分を庇って殉職!!
    で、自暴自棄になってた磯崎を助けた(?)のが東野。
    仕事関係で縁ができたのが辻。

    若造はさておき、東野・辻は徐々に磯崎に本気に!!
    いや最初からある程度は磯崎を気にはなっていたと…

    そして東野は磯崎を自分のモノだけにしたい独占欲が出てくる訳だ。
    辻の方もね。
    東野と辻の牽制しあってるのが可愛くて、可愛くて、
    本当に磯崎はこの2人と(だけ)続いてればいいのにな~
    それが若造なんかが出てきたおかげで(この若造がこれまたというか、
    殉職した佐野の甥という)…

    そんな的場が邪魔で、裏でいろいろと東野がしてる訳ですが、
    それがあだになったか?!というか東野の計算ミスだわ。
    結局は磯崎、若造を選ぶ…な結果になってしまうんですね(とりあえずは)

    だけど、さすが東野、1年ほど(いや、それよりも早く)
    磯崎が戻ってくることを願って可愛いことするじゃないの( ̄w ̄)ムフフ
    若造と終わって自分のところに戻ってくると信じながらも
    セフレ作ろうか思う当たりカラダに正直vv

    東野派の私としても、さっさと的場と別れ、左手薬指に
    あの指輪が輝く日を願っておりまする( ̄Λ ̄)ゞ

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