忘れられない面影 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション コ 5-14) (二見文庫 コ 5-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100470

感想・レビュー・書評

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  • スター・シリーズ3作目。出だしからムカついたけど最後まで気に入らないまま終わった。暴力夫に耐える妻は勝手にしたらと思うけど母としては許せない。ヒーローはもっと嫌い。奴隷制に支えられた南部の大農園の実態を考えさせられるという意義はあったが。実父にしろ継母にしろ、農園管理人にしろ、近親相姦の二人にしろもっと懲らしめられていいんじゃない?と思う人々への対処がぬる過ぎてイライラ。バイロニーに対するブレントの態度も最後までイライラ。どんな状況でも一生懸命に生きようとするバイロニーの姿勢は良かったけど。ムカついたまま読み終わった。2014.10

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ゴールドラッシュに沸く米国サンディエゴ。父親の暴力に耐えかねたバイロニーは、裕福な遠縁の紳士からの結婚の申し出を受けることに。しかし、嫁ぎ先に向かう途中、とある事情から妻としての務めを果たさなくてもよいと告げられる。何不自由ない暮らしだったが、愛のない結婚生活…。そんななか、街角で出逢って以来忘れられずにいた男、ブレントと船上で思わぬ再会を果たしたバイロニー。大きく動きはじめた運命を前にお互いとまどいを隠せずにいたが…待望のシリーズ第三弾。

    南北アメリカの違いを見せ付けられた作品でした。
    それにしてもブレントの頑固さかげんにはびっくりしちゃう。
    プライドとか自尊心って、そこまでひどくなるかな?
    アイラとアイリーンの物語もどこかにないかしら?これほど悲しいこともないと思うわ。
    チョーンシーが出てきてわー!幸せそうでよかった!と思ったの。
    これぞスピンオフ。

    そうそう、チョーンシーの物語からそっくり同じ文章が使われていたのは斬新だなぁと思ったの。ひょっとしたら『黄昏に輝く瞳』の文章が『涙の色はうつろいで』にもあったのかもしれないなぁ。

    バイロニーの気の強さと気の弱さは見ていて怖くなることも何度かあったけど、結局白人女性の強さが勝っちゃうのよね。
    鞭買うってのも。。。。


    Wild star by Catherine Coulter

  • すぐ結婚するわりには、恋の行方がじれったいわ。

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著者プロフィール

キャサリン・コールター  Catherine Coulter
1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスを次々に発表し、人気作家となる。
『旅路』(二見文庫)から開始されたFBIシリーズは、新刊が出版されるたびにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト上位にランキングされている。
現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニアに在住。


◆ FBI シリーズ 既刊
『 旅路 』
『 迷路 』
『 袋小路 』
『 土壇場 』
『 死角 』
『 追憶 』
『 失踪 』
『 幻影 』
『 眩暈 』
『 残響 』
『 幻惑 』
『 閃光 』
『 代償 』
『 錯綜 』
『 謀略 』
『 誘発 』
『 奔流 』
◆ 新FBIシリーズ
『 略奪 』
『 激情 』
『 迷走 』
『 鼓動 』
( いずれも二見書房刊 )

「2021年 『奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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