楽園に響くソプラノ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫 ク 4-11 ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2010年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576100661
感想・レビュー・書評
-
『歌声』が魅力的なキーワードで、ドキドキしながら読み進めました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーケイン・ソサエティーシリーズ。超能力での戦いはSFっぽいけど、できるだけ現実感を漂わせた上層部じゃなく調査員の話。
-
購入済み
(BOOKデータベースより)
内容紹介
謎の陰謀団が再び迫る…シリーズ第三弾 !
〈 アーケイン・ソサエティ・シリーズ 〉
孤独な者同士がふれあったとき…
類まれな特殊能力を持つふたりがハワイで挑む事件の真相とは… !?
美しい歌声に潜む陰謀とは… !?
<アーケイン・ソサエティ>のグレイスは、殺人事件の容疑者を調査するため、ハワイに派遣される――
それは簡単な任務のはずだった。そこで彼女は、ボディガードとして調査員ルーサーに出迎えられた。
グレイスは、 “ オーラ ” を読みとれる類まれな能力を持っていたが、他人に触れると強い痛みを感じる後遺症が残っていた。
が、彼に触れても痛みを感じないことに気づき、ふたりの距離は急速に接近する。そんななか、容疑者を監視するホテルの部屋から
妖艶な歌声が響いてきた……
タイトルどおり声が武器になるのかぁ。オーラとかならなんとなく判るけれど、声、ねぇ。
そして夜の女王、ルチアの狂乱の場、そしてトスカのラストシーン。オペラ好きならたまらないでしょ?というセッティング多数仕込まれていました。
ルーサーの能力も使い方だね。
ハワイの倦怠感とかまで想像できました。うどん食べたいなぁ。
ソサエティシリーズで人間関係も見えてきたので次が楽しみです。
Running Hot by Jayne Ann Krentz