夜明けまであなたのもの(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション マ 20-1) (二見文庫 マ 20-1 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : テレサ・マデイラス 布施由紀子

• 二見書房 (2010年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[psycheNさんの感想 · 2018年10月19日]

戦争で失明し、絶望の中ですさんでいた伯爵の元に現れた看護婦、サマンサ。サマンサは伯爵をびしばし指導し、彼を次第に変えていく……。スタンダードな流れではありますが、解説にある通り細かい心の動きが丁寧でとてもよかった。ラスト近くの二度めのあれはいらないような気もしますが（笑）。

[usadon2162さんの感想 · 2016年5月15日]

文句なしに良い　ヒロインの気持ちが切ない　
前半、ヒーローがヒロインを追い出す為のわがままぶりが面白い
執事ベクウィスと家政婦、城で働いている人々がヒーローを敬愛してる気持ちが伝わる
エピローグに手紙を又、載せてくれたことに感謝　この手紙がメチャ良い　胸熱です　

[greenpepper560さんの感想 · 2013年12月18日]

つけている香水には敏感なのに、香水の種類を替えたら、同一人物だと気付かれない？
香りって、体臭と混じり合って、その人ならではという感じになると思う
何年経っても、覚えているものだし

[やんぜらさんの感想 · 2012年6月11日]

手紙って素敵だなぁと思わせてくれるストーリーだった。
初めは口喧嘩しつつ、徐々に親密になっていく話大好き！
笑えるところもいっぱいあって、楽しく読めた。

[fyukawaさんの感想 · 2010年12月31日]

ロマンチック～～～。

[Renさんの感想 · 2010年5月31日]

戦争で失明婚約者にも去られ自暴自棄な伯爵ヒーロー。彼のお付き看護士ヒロイン。猛獣伯爵の相手に挑む勇敢な看護士さんだ。これでもかと嫌な仕事を押しつけ睡眠も奪い拒絶しながらも　彼女のひたむきな奉仕に心が開かれていく彼の心が痛いほど分かる。ただ彼女あそこで逃げなくても良かったかもなぁ　なんて勝手に物語をかえたくなる嫌な読者である。