愛されすぎだというけれど (二見書房 シャレード文庫 な 2-12)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100852

感想・レビュー・書評

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    真面目な青年医師が小汚い不良エロオヤジにセクハラされるラブコメ第三弾。(かなり意訳)
    以前から坂下先生にちょっかいを出してきた班目の弟・克幸がいよいよ本気で坂下先生を奪いに来ます。

    最初は当て馬だったのに、ここまでくるともはやただのヒールと化してます。
    さすがヤクザ、やる事なす事えげつない。腹の底まで真っ黒で逆に感心するわ…。

    それでもやっぱり兄のほうが上手ですね。最終的に素手で殴り合うただの兄弟喧嘩と化してますが…兄強いです、愛の力はすごいです。笑
    それと後から気づきましたが、カバー絵の班目の包帯がハートになっていて、奈良先生の細かいユーモアに和みました。

  • 三作目。

  • 再読、シリーズ第3弾。斑目と弟・克幸との決着です。坂下が酷い目にあってしまいますが強くなったなぁと思った。双葉の言う通り護るもの大事なものがあると強くなれます… 斑目も坂下も素敵です。そんな彼らだから労働者街のおっちゃんたちの心を掴んでいるんでしょうね。克幸も大事なものがあったみたいで彼らの事も気になりなす。

  • この表紙の坂下先生の口がすごく好きです。

  • ★3.0。シリーズ3弾。相変わらずドタバタ人情劇が面白いですね。斑目、坂下、双葉のキャラは好きです。ただ、いまだ攻が掴み所無かったり、受がツンのまま恋人でもない曖昧な肉体関係が続いていて、個人的な萌えツボの好みには合ってないシリーズ。事件が盛り沢山の代わりに、受の葛藤や二人の関係の変化などアッサリ目の印象。コメディーパートも面白いけど、受にはもう少しシリアスに落ち込んで貰って、それを真摯に慰める攻…というシリアスパートも見たかったなあ。

  • 愛してないと云ってくれ-03

  • 「愛してないと云ってくれ」「愛しているにもほどがある」の続編

  • なんだかんだ言いつつも優しくて男気のある日雇い労働者・班目さんに貧乏町医者の坂下先生はメロメロなのであった、という話。フェアリー。

  • 班目のヤクザの弟、克之が動き出してかなりシリアスな展開なのに
    班目も銃で撃たれたり、坂下も警察に捕まったり克幸に拉致されたり
    とお話も山場なのに、なのに心を占めているのは「俺のフェアリー」
    班目の俺のフェアリー発言が耳について離れなくて。。。
    「俺のフェアリー」が頭から消えてくれません。。。どうしよう。。。

  • 労働者街シリーズ完結巻。

    斑目さんのカッコよさが際立っていた気がする…!!
    全体としてはもう下ネタ全開のオヤジでしかないんですけどwその分要所要所で見せる男らしさとか先生への優しさが際立ちます。

    そして先生も元から強いキャラでしたが、更に強くてしなやかになったなと思います。

    話全体としては結構やるせない展開もあって、胸が痛くなるようなところもあるのですが、そこが物語に現実味…とまではいかないまでも深みを持たせているなと思います。

    そして中原先生らしく濡れ場はワイルドかつ淫靡です。あっさり斑目さんに煽られてノリノリになってしまう先生がいいですw

    完結してしまったのがもったいないなと感じる物語でした。

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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