月下の妖狼 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110073

感想・レビュー・書評

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  • 作風と絵描きが見事にコラボしており、とても素敵な作品となっておりました。
    しかし、なにやら皆さんの評価はよくないみたいですが、私は最後までどちらに行くのかわからずわくわくと読ませていただきました。
    でも、最後の終わりはどうしても人気取りといいますか、読者に媚びを売りにいったみたいで好きじゃなかったのです。つまり、私はどうしてもヘルムートのほうが好きで、彼がどこか不憫に思ってしまいました。あんなに小さいころから頑張ってきたのにこんな終わり方。彼には彼なりの想いがあったのではないかと思って仕方がありません。彼から見た智海はどういう風に描かれていたのか。少し気になります。

  • なんとなく人外ものの軽い話かと思っていたら、大間違いだった。
    舞台は狭いけどバックボーンは壮大でシリーズ化出来そうな感じだったけど、受があっちやこっちにやられまくるのがあんまり好きじゃない人間にとってはちょっと「うーん」な感じが残るかな。
    弱っちー受が最後に凄く変貌するのが、良いのか悪いのか(笑

  • ライトノベルっぽいライトノベル。
    わりと、壮大な設定の物語。
    文章力高くないとはいえ十分に読めるレベルの文だったし、構成も逸脱することなくまとめられている。
    もっと低レベルかなと予想して読みはじめたけど(すみません)、思ったよりは良かった。

  • 人外もの。受の智海は運命に翻弄されます。けっこうつらい目にあいますね。でも結局は自分の運命を引き寄せます。
    少々重い内容です。

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