ひびわれ壺　子育てに大切なことがわかる小さな物語

著者 : 菅原裕子 菅原裕子

• 二見書房 (2011年2月28日発売)

作品紹介・あらすじ

子育て中のすべての親へ、
かつて子どもだったすべての大人へ

ベストセラー『子どもの心のコーチング』の著者が贈る子育てに大切なことがわかる小さな物語

結局、問題はひびではなく、
そのひびが与えられた使命に感謝しないことです。
まるでそれが罪であるかのようにいわれる
わたしたちの欠点、子どもたちの欠点は、
それがあるからこそ誰かを幸せにできる特徴なのです。
（本文より）

感想・レビュー・書評

[agapeさんの感想 · 2022年2月8日]

素敵な人にいただいた本。
ひび割れた壺は水を半分しか運べないけど、溢れた水で花を咲かせた。ひび割れは個性で欠点じゃない
大人も子供も読める絵本

[うめさんの感想 · 2020年4月2日]

いずれ人口世界一になると言われているインド。将来インドの方と接する機会もあろうと、子どもらと共にインドの昔話を読みたいなと思いAmazonで「インド　昔話」と検索し、目に入ってきて読んでみたくなった。
こぐま社のこどもに語るシリーズがあれば良いなと思っていたけど、そちらはインドが含まれる「子どもに語るアジアの昔話」と題して1、2巻が出ていた。2020/4/2木

[Sayakaさんの感想 · 2015年10月25日]

菅原先生の講演会を聞く機会があり、
最後にこの本の朗読がありました。

皆、欠点があるけれど
その欠点を生かしていけばいいのだと、いうお話。


もう一度読もうと思ったら、
話の長さの割りに意外にもお値段がしたので　<(_ _)>
　（絵本、ってそんなものかしら）
図書館にて。

また、手元において度々読み返すのがいい、という類の本かもしれませんけれど。

[五十嵐敏彦さんの感想 · 2015年4月28日]

知り合いに読み聞かせしたくなった！

[show5さんの感想 · 2014年10月4日]

良いお話でした。

[horierinさんの感想 · 2011年5月15日]

仕事でつらかった時に、同期のＫ山君がメールでプレゼントしてくれた物語。本屋でたまたま見つけて、あの頃と変われないままでいる自分の、せめてもの慰みになればと思って買った。

メールの文章として読んだ時より、ページをめくりながらの方が、心の覆いもめくれて素直になれた。どんなに電子書籍が便利でも、やっぱり紙の本はなくならないでほしい。

私はひびわれ壺だとして、さて、どんな花を咲かせられてるのかな。いや、今の場所では、種をまいてくれる人に出会えていないかも。

自分探しと自分育て。その境は、どこに置けばいいのかなぁ。

著者プロフィール

NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事

「2015年 『子どもの心のコーチング【しつけ編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」