神の子 花川戸町自身番日記1 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110578

感想・レビュー・書評

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  • 人って、そんなに上手くいく話ばかりでもない。我慢とか寂しさとかあるから優しくなれる。そんな気持ちになりました。みんながしあわせになってほしい

  • L 花川戸町自身番日記1

    捕物がらみでは全くなく、町内の個々の抱える憂い話。主役は自身番の書役の可一だけれど、話は可一の関係ないところで進むし、とくに可一の書役に記される話ではないので自身番日記というタイトルには反故があるような。
    裏表紙には、恋あり笑いあり人情の哀愁あり、と書かれているけれど全体的に悲しい話ばかり。
    もうちょっと爽快感がないと重すぎて読むのが辛くなりそう。

  • 花川戸町の表通りと人情小道の辻の自身番の書き役になった可一が、主人公である。
    紅屋の入倉屋の次男坊。
    本好きの為に、物書きになりたいが為のアルバイト的なつもりが、3年にもなるのだが、、、、

    話は、3話からなるが、内容的には、続いている。
    しかし、どれも、捕物でも無く、恋あり、笑いありの話でなく、なんだか、どれも、尻切れトンボのような話で、その後は、どうなる・・・?と、思ってしまった。

  • どれも侘し過ぎますよ。悲しいわ。

  • 主人公に全く魅力を感じない…

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著者プロフィール

(つじどう・かい)
1948年高知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。出版社勤務を経て作家デビュー。「風の市兵衛」シリーズは累計200万部を超え、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞、ドラマ化でも好評を博した。著書には他に「夜叉萬同心」シリーズ、「日暮し同心始末帖」シリーズ、単行本『黙(しじま) 』など多数。本書は講談社文庫初登場作品『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』に続くシリーズ第二作となる。

「2022年 『山桜花 大岡裁き再吟味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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