待ちきれなくて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576111056

感想・レビュー・書評

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  • 亡兄の跡を継ぎ覆面作家となった貴族令嬢ヒロイン。亡兄の友人で貴族院議員のヒーロー。
    二重生活をおくるヒロインの大胆な行動には笑うしかないが レディXだと思い込み更生させようと誘拐するヒーローの気持ちを考えたら納得。延々と噛み合ない会話の数々に笑いながら読んでたが ヒロインに迫り来る危機にヒヤリとした。ヒーローが過保護になりつつも彼女の魅力に悶々とする日々は楽しかった。お手軽悪党だと思いながら読んでたから最後のあの悲痛な展開に唖然となった。コミカルな面はやっぱりうまい作家なのよねぇ。

  • 面白かったけど、他作品に比べるとちょっと劣るかな?ヒーロー:ジェイムズの見せ場がちょっと無かった…

  • 初めてのリンゼイ・サンズ。読みやすい文章でユーモラスでさくさく読めたが、内容となると、このヒロインバカじゃないの?としか思えなかった。命が狙われてるのに何度も一人で外出しては怪我しての繰り返しばかり。ヒーローの性格が可愛いので、まぁいいか。2015.9

  • もうちょっとってところで、いつも後退するのね。
    さすがに結婚式に列席者を待たせたままってのはどうなの?

  • コミカルで笑いながら読了。ヒロインは公爵令嬢のはずだが、貴族らしさは皆無。庶民的と革新的とかならたっぷり。頭は良いはずが、道に迷っても銃に狙われても、現状認識を拒否。一人で外出するなと言えば、自宅で一人になる。一本抜けてるヒロインです。ヒーローもぶっ飛んでます。出会っていきなり誘拐。書庫で本番をそのたんびに目撃されるし。下ネタ笑いたっぷりです。
    サンズについてはパラノーマルよりヒストリカルの方が好きです。

  • 頑なの一歩手前のひたむきすぎるヒロインとか、悶々とするヒーローとか
    とにかくいつものリンゼイ・サンズ
    ほんとバカバカしくて素で吹いた。
    もうちょっと品がある方が好みではあるけど。

    それにしてシナモン×リンゴとかインク×手形とか、伏線がw

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著者プロフィール

リンゼイ・サンズ Lynsay Sands
カナダのオンタリオ州出身。1997年のデヴュー以来、ヒストリカル、パラノーマルを中心に多数の作品を発表。
ユーモアあふれる語り口と綿密に練られたストーリーに定評があり、その作品はオランダ、ドイツ、ロシア、韓国ほか世界各国で翻訳され、多くの女性読者の支持を得ている。
本を読むのも書くのも大好きで、執筆しているときには、自分が創造主になった気分を味わっているという。
読者に日々のストレスを忘れさせ、笑ってもらえる小説を書くのが理想。

「2021年 『ハイランダー戦士の結婚条件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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