くちづけは心のままに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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本棚登録 : 25
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576111674

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    先が気になりつつも、忙しくてなかなか読む時間が取れず、途中でもどかしい想いをしました。

    ヒロインのエマが校長を務める女学院を単なる花嫁学校と見なし、くだらないものだと決めつけていたウィクリフ公爵。
    そんな彼が女学院を閉鎖に追い込もうとし、エマと「賭け」に出ます。
    しかし、公爵はエマの控えめで優しく、それでいて生徒たちを全力で守ろうとする毅然とした姿に急速に惹かれるようになってゆきます。
    やがて、女学院が生徒たちのために必要だと知ったその時、既に公爵はエマに激しい恋情を感じていました。

    主役のエマは言うに及ばず、ウィクリフ公爵共にとても好もしい人柄で、読んでいて共感できる場面が多かったです。
    また、公爵の気持ちが最初は女学院存続に猛反対だったのから、現実を見て次第に変化していく様子、更にはエマと公爵が反目し合いながらも強く惹かれ合ってゆく過程が丹念に綴られていました。

    読み応えのある良い作品だと思います。

  • ちょっと物足りない感じかも
    話の筋ははっきりしてるけど、賭けとその内容が的外れな感が否めない
    公爵はステキではありましたが、



    若くして女学院の校長となり、奮闘の日々を送るエマに最大の危機が訪れた。領主の甥である公爵グレイが地代の大幅な値上
    げを要求してきたのだ。玉の輿を狙う女性に辟易し、女学院を“結婚斡旋所”と呼ぶ放蕩貴族グレイと、生徒の幸せを願い、
    レディのたしなみを教えるエマは真っ向から衝突。ついには女学院の存続を懸けて、どちらがより効率的な領地の管理計画を
    立てられるか、そしてどちらの授業が生徒たちのためになるか勝負することに。しかし口論の最中ふいにグレイがエマの唇を
    奪い、事態は思わぬ展開に……!?

  • 若くして女学院の校長となり、奮闘の日々を送るエマに最大の危機が訪れた。領主の甥である公爵グレイが地代の大幅な値上げを要求してきたのだ。玉の輿を狙う女性に辟易し、女学院を“結婚斡旋所”と呼ぶ放蕩貴族グレイと、生徒の幸せを願い、レディのたしなみを教えるエマは真っ向から衝突。ついには女学院の存続を懸けて、どちらがより効率的な領地の管理計画を立てられるか、そしてどちらの授業が生徒たちのためになるか勝負することに。しかし口論の最中ふいにグレイがエマの唇を奪い、事態は思わぬ展開に…!?「リング・トリロジー」シリーズ第三弾。
    1、「ほほえみを待ちわびて」
    2、信じることができたなら

  • 若くして女学院(フィニッシングスクール)の校長となり、奮闘の日々を送るエマに最大の危機が訪れた。領主の甥であるグレイが地代の大幅な値上げを要求してきたのだ。
    玉の輿を狙う女性に辟易し、女学院を”結婚斡旋所”と呼ぶ放蕩貴族グレイと、生徒の幸せを願い、レディのたしなみを教えるエマは真っ向から衝突。
    ついには女学院の存続をかけて、どちらがより効率的な領地の管理計画を立てられるか、そしてどちらの授業が生徒たちのためになるのか勝負することに。
    しかし口論の最中ふいにグレイがエマの唇を奪い、事態は思わぬ展開に……?

    「リング・トリロジー」の三作目。
    大団円で華々しく……、とはならなかった、残念ながら。
    例によって頑張ってるヒロインと誤解してるヒーロー、という定番。しかしロマ本ヒーローというのは、思いこみだけでよくもまあ突っ走れるな、と。ちょっとは自分の過去の経験だけに囚われずに、調べようよ。そしたらこんなページ数は要らなかった。それを言っちゃオシマイだけど。
    で、やっぱりロマ本としては欲しいわけですよ、さっそうとヒーローがヒロインを救いに現れる場面というのが。
    それが……。落馬して泥だらけで登場って。しかもただ結婚を申し込んだだけで問題解決って。それってあんまりにもあんまりじゃありませんか、長々と読んできただけに。いえね、面白くはあったんですよ、面白くは。
    頑固だけど一生懸命なヒロイン。生意気なところもあるけれど、ヒロインを大好きで慕っている生徒たち。ともに学校をよくしようとしている同僚教師たち。ヒロインの気持ちを理解して援助してきた伯爵夫妻。ヒーロー側でもいかにもなヒーローの女友達?たち。なんだかんだ言って頼りになる友人。ヒーローに取り入ってうまくやろうと策略を巡らす青年、とか。
    そういう魅力的な登場人物たちが織りなす物語にはグイグイと引き込まれたし、二人の賭けの行方にはハラハラしたし。
    それなのに、肝心のラストが……。
    せめて賭けくらいすっきりと終わらせられなかったのかしらん。それがあればカタルシスが感じられたのに。
    あと前二作のヒーロー、ヒロインたち。せっかく登場したのに登場しただけっていうのは残念。そりゃちょっと凄んだりした場面はあったけど。もうちょっと活躍の場があっても。

  • 20代半ばのヒロインが女学院の校長っていうのも驚くが 最大のピンチで領主の甥である公爵ヒーローに物怖じせず喧嘩ふっかけるなんて負けん気の強いヒロインがいいわ。彼女は自分の生い立ちからこういう道を選んだけどとても思いやりがあって魅力的だ。愛人ひきつれやってきたヒーローが対峙するヒロインの魅力と努力に共感していくところもいいんだが 学院の女の子もそれぞれ個性的で面白かった。ヒーローが彼女達に感情移入して大切な存在だと認め味方になってく様子もよかった。

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