真珠の涙にくちづけて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120034

感想・レビュー・書評

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  • 24歳にして伯爵の義務を背負わされながらも叔父に憎まれすべてを奪われた男マーカスと、19歳にして何事にも動じない孤高の”妃殿下”と呼ばれる庶子のヒロインとの騒々しいロマンス&宝探し

    この作者の描く男性は、尊敬や憧れを抱きようのない男ばかりで、その暴言に少々げんなりすることがある
    心の広さを要求されるので、度量試しにどうぞ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3781.html

  • ハッキリ言ってムカつく。ヒーローがあまりにも子供っぽく粗野で思いやりもなく賢くもない。ヒロインが無邪気な少女から私生児の意味を知って心を押し殺し、冷静で気高い態度を身にまとって妃殿下と呼ばれるようにまでなったその心の痛みが感じられるだけに、こんな男のどこがいい?と納得いかない。幼い頃の絆とかが描かれてるわけでもないし、父親の前伯爵の行動も唐突過ぎて違和感あり。何やら不満だらけの読後感だった。

  • 双方の言動にちょっとイラッとしつつ読んだ…

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    ジョゼフィーナは伯爵の庶子ながら、その抜群の美貌と凛とした雰囲気のため“妃殿下”と呼ばれている。だが自身の出自に負い目を感じる彼女は周囲に心を閉ざし、ある“仕事”をしながら静かに暮らしていた。そんな折、“妃殿下”の名付け親である幼馴染のマーカスが突然やってきて、伯爵の死と彼が爵位を継いだことを告げる。さらに後見人として、伯爵邸での同居を提案するも、自立した生活を送りたいと拒むジョゼフィーナ。だが伯爵の遺言が明らかになると、ふたりは思いもかけぬ事態に巻き込まれていき…。

    どうしてジョゼフィーナがあまりきれいじゃない名前なのか不思議。
    それにしても妃殿下というあだ名が似合うってどうなのかしらと思っていましたが、いいキャラクターだと思います。
    これレガシーシリーズとのこと。次はマーカスの親友が、3作目はいとこのジェイムズの話だそうです。次も楽しみ。
    謎解きは時には空を見て、考えるものですね。

    The Wyndham Legacy by Catherine Coulter

  • 少し間延びしちゃった感じですね。

  • レガシーシリーズ1作目。チェイス伯爵の私生児で、絶世の美貌と自制のきいた所作から”妃殿下”と呼ばれるジェゼフィーナと、従兄でチェイス伯爵を継ぐマーカスのロマンス。筋立ては楽しいのだが、マーカスの言動が余りにもひどい。これだけののしられて、どうしてマーカスに好意を持っていられるのか、ヒロインの気持ちがわからない。辛い生い立ちにもかかわらず、思いやりの心も、自立していく強い意志ももってるのに、失言大魔王が好きなんて、自分にないものをパートナーに求めるにしても程がある。殴られ、突き落とされ、撃たれ、〇〇し、ひどい目にあい続ける、そんなヒロインが好きならしょうがないわね〈あきらめ~〉。犯人は意外でした。

  • 伯爵の庶子ながら気高く美しく皆から妃殿下とよばれるヒロインと爵位を継いだ幼馴染みで従兄弟のヒーロー。
    子供の頃から感情を消し我慢を重ねたヒロインが 理不尽な財産分与でやけっぱちになったヒーローのために奮闘してるわけだが 頑張れば頑張るほどプライド高き天の邪鬼ヒーローの言葉の暴力が酷くて さすがに少し可哀相だったなぁ。きっと昔からヒーローのことが好きだったんだろうなぁ この我慢強さには頭が下がるよ。
    自分のことより彼のことが優先で死にそうになってんだもん。むくわれても誰も文句言わないレベルの奉仕だよ。

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著者プロフィール

キャサリン・コールター  Catherine Coulter
1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスを次々に発表し、人気作家となる。
『旅路』(二見文庫)から開始されたFBIシリーズは、新刊が出版されるたびにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト上位にランキングされている。
現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニアに在住。


◆ FBI シリーズ 既刊
『 旅路 』
『 迷路 』
『 袋小路 』
『 土壇場 』
『 死角 』
『 追憶 』
『 失踪 』
『 幻影 』
『 眩暈 』
『 残響 』
『 幻惑 』
『 閃光 』
『 代償 』
『 錯綜 』
『 謀略 』
『 誘発 』
『 奔流 』
◆ 新FBIシリーズ
『 略奪 』
『 激情 』
『 迷走 』
『 鼓動 』
( いずれも二見書房刊 )

「2021年 『奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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