天狗の花帰り (二見シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
3.81
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本棚登録 : 165
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120331

作品紹介・あらすじ

不動山の大天狗・剛籟坊の一途な愛を受け、無事に天狗へ転成した雪宥。他山の大天狗たちを招いたお披露目や、剛籟坊と二人きりの新婚旅行など、めでたいこと続きの日々。そんな中、ご伴侶様とあがめられ、剛籟坊の愛情に守られてばかりな自分を振り返った雪宥は、彼の伴侶として相応しい自分になるため、神通力の修行に励むようになる。しかし、見たいものを見せてくれるという水鏡で生き別れの母親を覗き見た雪宥は、鏡の中へ吸いこまれてしまう。闇の中、必死で剛籟坊に助けを求める雪宥だが-。

感想・レビュー・書評

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  • 不動山の大天狗・剛籟坊の一途な愛を受け、無事に天狗へ転成した雪宥。他山の大天狗たちを招いたお披露目や、剛籟坊と二人きりの新婚旅行など、めでたいこと続きの日々。そんな中、ご伴侶様とあがめられ、剛籟坊の愛情に守られてばかりな自分を振り返った雪宥は、彼の伴侶として相応しい自分になるため、神通力の修行に励むようになる。しかし、見たいものを見せてくれるという水鏡で生き別れの母親を覗き見た雪宥は、鏡の中へ吸いこまれてしまう。闇の中、必死で剛籟坊に助けを求める雪宥だが―。

  • ★3.5
    前回と違って全然面白かった!今回はちゃんと恋愛面で萌えた〜〜!お互いを想いあってるのがすごい伝わる展開で良かった。前回、家族のことがすごい引っかかってたから補完されて一安心。モヤモヤしてたのが晴れた巻でした。雪宥が無事天狗にもなり、神通力のことも全てクリアして漸くややこ誕生!ってとこで終わってる…!いいところで!!次巻読みます

  • あ、あまーい(*´д`*)糖度100%どころか500%位だったwww雪宥が愛されまくってました(^q^)次は子育てかな?

  • ★2.5。シリーズ2。前作にあまりハマれなかったため、続編もそこまでハマれませんでしたが、前作よりもコメディ色が強くカプも安定してるのでさらっと楽しめました。蒼赤がいい味出してる!

  • ややこ天狗が見たい!!
    読み終わった後、すぐにそう思いました(^^)
    続きが出たら、絶対買います!!

    本屋で予約したのに、次の日ふらりと寄ったブック○フで
    棚にあるのを見つけて、続き読みたさに衝動買いしてしまいました(#^^#)

    まぁ~、届いたら新品のは保存用ということにします(^^;;

  • 甘々大満足!これでもかってくらいの相思相愛の半端ない甘々っぷりにもうにやにやしてにやにやして。とっても満たされました。甘やかし方がすごくツボ。かわいい。
    剛藾坊は天狗なので、照れるでもなく本当に臆面もなくとんでもない台詞を吐くので、でもそれを受け取る雪宥は元人間で喜びつつ身悶えていて、そら身悶えるよと。ものすごい愛だった。とてつもない執着と過保護さと、だけどそれもさもありなんという程の深い愛に、当てられてしまいました。生かすためなら何でもするし死んだら、という台詞を第三者に向けて淡々と本気で言うところが良かったです。そういう愛情を示される毎に、愛されてると知ってても改めて染み込んで愛しさが増すというこの本全体を通しての描写がまた、うまいなぁいいなぁと思いました。今まで俺の気持ちは通じてなかったのか?と剛藾坊は言ってましたが、通じてないんじゃないんだよね。ね。ていうこう、滲み出る愛しさとか、執着や心配や、え、そんなとこにまで?というような嫉妬を全く隠しもせず見せられて、かわいいなぁと愛しくなってるのとか、お互い好きで好きで仕方ないと指先や内側から溢れ出る感じがすごく良かったです。触れたくなる描写が。一言で言えばらぶらぶさが、とてもかわいかった。
    あと転成出来ない可能性もあると知ってたというの。もし出来なかったらどうしてたかという話。じんわりしました。それを特に主人公に話もせず当たり前にそうする気でいた事にも。
    お披露目の席でずっと膝抱っこしてるのがかわいかったです。質問攻めのところは大分吹きました。天狗と人間の感覚が違いすぎて1人羞恥プレイ(笑)そしてどんぐり一体どんな扱いなんだ…なぜどんぐりが残酷なんだ…意味のわからなさに吹きました。が、え、まさかそんなとっからシリアス話に突入してくの?でもそういう話も出てくるし書ける話ではあるしなぁと思ったら、身構えた様な方向のシリアス話にはならなかったので良かったです。伴侶になって甘々で永劫一緒にいることになったのに、感覚の違いでさみしさを覚えてすれ違ったりするのかなと思った。人間の感覚を持ってるのはたった1人だし、なくはない話なので。でも今回は全体的にずっと明るめのラブコメ話で良かったです。銀嶺坊は可哀想でしたが。
    つむじに拘る天狗が地味にウケました。
    あと雪宥の中の家族への蟠りも今回解決してて、予想してなかったので良かったです。そこは前回のでもう終わってしまったのだと思ってた。これで完全に心置きなく。そんなとこでも剛藾坊は何も言わずに実は雪宥のこころを守ってて、ずっと守ってて、優しいなぁと。
    剛藾坊の溺愛っぷりはすごかったです。ひたすら甘やかして甘やかして甘やかして。怪我させたくないと人間界の山道を歩くなど許さんと抱きかかえたり。ちょーう過保護!なのがまたかわいかったです。本当は誰にも見せたくない閉じ込めておきたい。子供がそんなに欲しくない理由もね!もうね!お約束ですよね!まぁ最後にはなんだかんだで結局。そしてオチのあれも高尾さん的お約束でした(笑)あとがきでも触れてましたが。
    第3弾あるのかな?ありそうですよね?あるといいなぁと思いつつ、個人的には剛藾坊と同じ気持ちでもあったり。もっと2人きりのらぶらぶが見たい。けど次があるとしたら、もう最後で2人じゃなくなることは決定してるからなぁ。まぁきっと溺愛っぷりは変わらないと思いますが(笑)

  • 【NDC(9)】 913.6 
    【請求記号】 913.6/タ-1/C-2 
    【登録番号】 1001011439

  • あとがき読んだら、続編を期待せずにはいられない…

  • 第三弾の子育て編が読みたい!!

  • 甘い!の一言につきますね。 甘いし、もう剛籟坊が熱烈~って感じでした。 是非続編でややこのお話を読みたいです♪

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著者プロフィール

高尾理一 Riichi Takao
コミカライズというご褒美のターンが回ってきた! 
歓喜や感動、いろんなものが溢れでてきて止まりません。続きが気になる方は小説にて読めますので、よろしくお願いします。

「2019年 『天狗の嫁取り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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