遅咲きの座敷わらし (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 115
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120645

作品紹介・あらすじ

見た目二十歳の遅咲きの座敷わらし・千早が棲みつくアパートの一室に、新しい住人が越してきた。今度の主は、大学院生の桧山冬樹。これまで人を幸せにした実績のない千早は、今度こそ!と意気込むが、妖怪を信じない冬樹に変質者と間違われ、危うく警察に突き出されそうに。なんとか同居にこぎつけ、冬樹の身の回りの世話をしつつ、彼の幸せをひたすら祈る千早だが…。表情の乏しい顔に感情の乗らない声。けれど感謝の気持ちは驚くほどストレートに伝えてくれる冬樹に、千早は惹かれてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • 頂き物

  • 面白かったけど海野さんはワーキングものの方が安心して読める。もふもふ。

  • 意外とツボでびっくりでした。かわいいし、健気だし、ありふれてない感じで新鮮味もあってよかったと思う。
    大学院研究生?冬樹×トウの立った座敷わらし千早
    ちっとも座敷わらしとして部屋の住人を幸せにしてあげられない千早。次にやってきた住人の冬樹はいぶかしみながらも、千早の存在はどうにか受け入れてくれた。しかし、どうやったら冬樹を幸せにできるのか。千早は表情の読めない冬樹に悪戦苦闘しながらも必死にできる限りの努力をするが、どうにも空回りで・・・。
    後半の祟り神になっちゃうのはなんと理不尽な!という展開ではありますが、最後まで冬樹の幸せを願う千早にまたもやきゅんと・・・

  • ★3.0。赤目と青目にはずっといて欲しかった〜!かわいらしい二匹に一番萌えました。感情のわかりにくいクール攻は苦手でBL的にはあまり萌えなかったものの、良いお話でした。しかし攻はほだされるのが早いというか手が早いというか…ちょっと唐突な気もしました。元々ゲイなんだろうか、と気になる恋愛遍歴。攻視点で心情を覗きたかったです。

  • ファンタジーなお話でした。
    後半の、千早が一心に冬樹の幸せを願うところは胸にきました。
    チワワな赤目と青目がとってもキュートでした。

  • ダメな子千早ちゃん

  • 切ない・・・!
    後半祟り神になってしなう辺りでは胸が痛かった。
    健気な子が大好きなんで千早も可愛かったです。
    あと赤目青目かわいかったw

  • 千早が受け入れられなかった…;一度気になると、やることなすこと鼻についてもうだめ(--;)

  • うるうるできゅん。座敷童健気。ドジだけど。

  • ファンタジーはあまり読まないのですが、これは当たりだった!!

    主人公は座敷わらし(福の神的な存在だからなるには修行が必要)になるための修行に手間取って、既に「童」とは言えない年齢なんです。ついでに座敷わらしとしての能力も若干心許ない(笑)

    それでも一生懸命に頑張るところに萌えもえの前半と、恋を覚えて自分の存在意義に悩む切ない後半のギャップがたまらんです。後半は切なくて泣けました。

    ラストまでの展開にも座敷わらしという設定を生かしたストーリーが用意されていて、設定をきっちり生かしてあるのも作品として魅力的です^^

    濡れ場は少なめですが初々しくて可愛いですよ♪

    ファンタジー苦手な方にも是非読んでいただきたいです!

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著者プロフィール

海野幸 Sachi Umino
身体がゴリゴリに固まっているのでストレッチポールを購入しました。
仰向けに寝転がると胸の辺りで『ぼきゃらっ!』という音がして、これは人体から発せられても大丈夫な音なのかと不安になります。

「2019年 『悪い男には裏がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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