自分と子どもがよくわかる本 ~エニアグラムで幸せ子育て~ (「子どもの心のコーチング」シリーズ)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120683

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ人は、この説明だとタイプ判定は難しいかなと思います。
    特にタイプ7は明るくてポジティブだと間違えやすくなりそうだなと。
    もっと挿絵もタイプ別にはっきりと違いがわかるといいと思います。

  • 【気づき】
    ・1度やってみた時はタイプ2(助ける人)だったが、後日もう一度やってみるとタイプ9(平和を求める人)だった。

    ちなみに夫はタイプ8だと思う。

    ・タイプ9の傾向としては調和。
    おっとりしていてスローペース。
    共感的なところが多いが
    本人にしかわからない線引きがあり
    頑固なところもある。

    感じが良いが、楽観的で後回しにして、問題を大きくすることがある。

    後回ししたことについて、周りが騒ぎたて始めると、自分の平和が乱され腹が立つことがある。
    ただし怒鳴り散らす事は無い。
    公の場では怒っているのは見たことがないと言われることもあるが、身内からすると結構起こりっぽいこともある。

    くつろぎの場所が必要。

    自然が好きで、単独行動が好き。



    子育てにおいては、ぐいぐい引っ張ったり厳しくしたりするのは苦手。
    いつも誠実でやさしく、辛抱強く子供に寄り添う。

    共感する能力が非常に高く、洗えることを受け入れられる心の広さを持っているので、注意深く子供に終わることができる。

    子供が問題や悲しみ越えて帰ってきても、おろおろしたりせず、ゆったりとした雰囲気で子供を包み込み、時間をかけて話を聞くな状態に導くことができる。

    不健全になるに従って、子供との関わりを失い始める。
    子供の問題を軽視して釣りに行って揉んで大きくしてしまう。

    信頼することと大丈夫と決めつけて話す事は違う。




    暖かくのんびりしたふいんきがあり、自動的なタイプだが、引っ込み思案なところもある。
    打てば響くように愛情を示し返すとは限らない。
    このタイプは、相手を自分のすぐに切れることと、物理的な場所喜んで供する事は明確な愛情表現。
    不満があれば態度に出る。
    わずかなサインを見逃さないようにする。





    ・タイプ8は挑戦する人。

    コントロールしたいと言う思いがあり、堂々ととしていて1目置かれる。
    手ごたえが欲しく、ドアを閉めるときや鞄を置くとき、瓶の蓋を開けるときに確かな手応えがほしい。

    腹の底でふつふつと怒りのではなく、カッとなる怒り。
    自立を求める。
    守るために戦ったり、挑戦したりすることが好き。

    疎外感を感じやすい。
    人を物扱いにすることがある。


    根源的な恐れは滅ぼされて無力で、侵害されること。
    ストレスが高まると、自分が無力になることを恐れて大丈夫と主導権を握ることで事態を解決しようとする。
    人に踏み込まれたり、軽く見られたりすることがないように力を使う。
    人に命令し、人をコマのように動かす。
    人に言うことを聞かせるために、気前の良い約束をする。




    【to do】
    ・ゆったりとした時間等が必要。
    リラックスできるように心がけようと思った。

    ・夫は力をを使うことで、いきいきとできるようだ。
    無力感を感じさせないようにさりげなくサポートしたり、主導権を握りたいと思っていそうなところは渡したりするのもいいのかもしれない。

    ・我が子はもう少し大きくなったら、どのタイプか考えてみよう。

  • エニアグラムで人を9のタイプに分け、その基本的な性格や、そのタイプの人はどうふるまうといいか、そのタイプの人にはどう接するといいか、などが書かれてました。
    妻に勧められて読みましたが、それなりに参考になりました。

  • 【子育て・教育】自分と子どもがよくわかる本/菅原裕子/20160809/(95/521)<234/49302>
    <きっかけ>
    ・同著者の別の本より

    <感想>
    ★エニアグラムを学ぶことは、どんな鎧を着ているかを発見することではない。その鎧にとらわれない生き方を選ぶことが本来の目的。性格は生まれつきのどうしようもないものではなく、自分自身で育てるもの
    ・結構あたっているかも。。。それがわかったのは第一段階。では、それからどうするかを考えよう。

    <引用>
    ・言うことをきかない子にすぐ腹立てる、子育てのやり方に不安を感じる、ついつい子供に多くを求めてしまう、は親の気質が持つ落とし穴。親子ともストレスになる。親が自分の気質の落とし穴に落ちているとき、子供を適切に導くことができない。それどころか、悪いほうへ導いてしまう。
    ・ヘルプ:子ができないことをかわりに親がやってあげる。(CF.)サポート:子ができることを親が見守ること。
    ・心は非常に傷つきやすい。その心を様々なストレスから守る為、自ら鎧を身につけている。どのような鎧を着るか、その鎧がどのような働きをするかは気質によって異なる。自分の鎧が何をしているのか気付けば、自分の健全度を上げる第一歩になる。知ることがゴールではない。=>エニアグラム。
    ・子供のニーズに応えて行くことが、子供の性格の健全さを育てることにある。不快を快に変えていくこと。
    ・あるがままを受け入れる。
    ・判定結果(M):TYPE8(挑戦する人)
     -最も輝いている気質:力
     -根源的欲求:強く、リアルで、生き生きとしていたい
     -根源的な恐れ:滅ぼされ、無力で、侵害されること
     -とらわれ(気質の落とし穴):欲望(自分が強く、自立していると感じたい。生きていることを実感したいという欲望。そのため、何でも手ごたえを求める)
     -鎧の指針:強くて、場の主導権を握れば大丈夫
     -統合の方向(苦手意識のあるタイプ):TYPE2(TYPE8は自分にも他人にも自立を求め、愛する故厳しく押し出す出すタイプ。TYPE2は寄り添って、ともに歩む愛情タイプ)
     -分裂の方向(ストレス時に自動的に出る第一の反応(各タイプの反応)を出してもストレスがなくならないとき、すぐ健全度を落とさなくても済むよう、第二の反応が備わっている):TYPE5(押してダメなら引くしかないと方向転換するOR基本的にやってみなければ分からないと考えるタイプだが、何が起きているかを冷静に分析し、過去の経験やほかの情報から慎重に作戦を練り、綿密に準備する)
     -健全度が下がるとき:人に踏み込まれたり、軽く見られたりすることがないよう力を使う。力があることを証明するために、人に命令し、駒のように動かす。言うことをきかせるために、気前のいい約束をする。
     -子育て:親の役割に忠実、親身になって面倒を見る。子の人生を大局的にとらえ、余計な手出しをしないように自立を見守る。反面、自分のようにタフであることを期待する。はっきりした意思表示を求める。
     -TYPE8の子供(F)を健全に育てるために:はっきりとした態度で伝える。親をコントロールできる体験をさせ、子供の欲求を受け入れることで、それほど力を使わなくても、人生はコントロールできることを学び、健全に生きることを学ぶ。反対にその欲求をおさえつけようとすると、子はもっと力を使おうとする。意思の強い様子の奥に、猜疑心と周りから裏切られることをへの恐れを隠している。親が約束を守れない時、軽く扱わずに、なぜそうなのかをきちんと説明して、どうてもいいと思っているわけではないことを伝えること。挑戦を楽しむ。その結果を受け止める勇気を持たせるように。親に愛された分、親や家族を大切に思い、守ろうとする。
     -ストレスがかかったとき:侵害されないためには、周りをコントロールしなければならない、という思い込みを捨てる。
    ・TYPE2の子供(k)を健全に育てるために
     -人の助けになることを喜ぶ。どのように役に立ったのか、かけがいのない存在なのかを伝えることでよりやる気になる。
     -友達がいることが重要。ストレスが少ない環境で育てることで、自分自身にも注意をむけられるようになる。
     -緩慢な態度をとることがあるが、謙虚な態度をとったときに褒めるようにする
     -親がむきにしつけをするより、スポーツや習い事などで人にもまれる中で洗練されたマナーを身につけるようになる。
    ★エニアグラムを学ぶことは、どんな鎧を着ているかを発見することではない。その鎧にとらわれない生き方を選ぶことが本来の目的。
    ・性格は生まれつきのどうしようもないものではなく、自分自身で育てるもの

  • これからの時代、子育てママのバイブルになること間違いなし!

  • 「エニアグラム」の考え方を子育てに活用しよう、というのがこの本。
    そうはいっても、基本的にはエニアグラムの学習の本です。
    子どもの気質を理解することで、親の対応も変わると思います。そといった意味で、子育て中の方には読んでいただきたい本です。

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著者プロフィール

NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事

「2015年 『子どもの心のコーチング【しつけ編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅原裕子の作品

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